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1mm

わたしには、なにか特別な才能や強みはない。

写真は大好きなことだけど、あくまで趣味。
撮りたい気持ちがないと撮れないし、上手に撮れない。

画力もない。

文章力もない。

歌も上手に歌えない。

パソコンも詳しくない。

仕事も頑張れていない。。。

わたしに1個でも秀でているものはないのか?
と考えたけれど、いまのわたしには強みというものがない。
全部中途半端だ。

才能があって結果を出している人は
そのことにあぐらをかかず、みえないところでもたくさん努力している結果なんだろうな、と思う。

わたしに自信や強みが持てないのは
努力もちゃんとしていないので当然の結果だ。

それなのかかわらず、頑張る気力がなくなっていた。
わたしが頑張ったところでなにになるのか。。
余計自信をなくしていた、というよりどんどんと自分のことがすきじゃなくなっていた。
それはとてもかなしいことだ。

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そんな中、仕事でこんな出来事があった。
(仕事内容のひとつで、利用者との相談(指導)業務がある)

継続支援している利用者さんといつものように話し、相談時間が終わりのとき、

「私はね、あなたと会うのが楽しみなの。自分だけじゃ気が付けなかったことをたくさん教えてくれて。たくさん褒めてくれるし。だからね、またがんばろうってなるのよ〜。」

自信損失していた渦中にあったので、思わず溢れそうになる涙を必死でおさえた。

そうか。
自分が大したことないと当たり前に思っていることでも、少しでも役に立てることがあるんだな、と。

思い返せば、

他の利用者さんから“相談して話を聞けてよかった”と言ってもらえたり、

ただ好きで撮ってた写真をあげたり、ちょっとしたメッセージを添えたら喜んでもらえることもあったなぁ。


大きな影響力なんて持たなくていいや。

1mmでもだれかの役に立てたらいいなぁ。

それが結果わたしのためにもなる。

そう思えたら気持ちがふわっと軽くなって、またがんばろうと思えた。

走っていて苦しくなって行き先がわからなくなったら、立ち止まって息を整えて、目的地の確認をすることも大切。

利用者さんへの感謝でいっぱいだ。本当にありがとうございます。

#写真 #エッセイ #仕事

写真活動に活かしていきます!