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ウロボロスの夢

【ウロボロスについて】
ウロボロスとは、自分の尾を噛んで飲み込み、円環を形づくる蛇、または龍のことを言います。

元々、蛇は、脱皮して大きく成長するさまや長期の飢餓状態にも耐える強い生命力などから、「死と再生」「不老不死」などの象徴とされますが、その蛇がみずからの尾を飲み込み、円の形を成すことで、始まりも終わりも無い、「完全」「永遠」「不滅」の象徴とされました。

Ouroboros(ウロボロス)は、ギリシア語に由来する言葉ですが、その原型は、紀元前1600年頃の古代エジプト文明にまでさかのぼります。。エジプト神話で、太陽神ラーの夜の航海を守護する神であるメヘンが、ラーの航海を守るため、ウロボロスの様にラーを取り囲んでいる構図があります。これがフェニキアを経て古代ギリシアに伝わり、哲学者らによって「ウロボロス」の名を与えられたと言い伝えられています。

また、そのイメージは、古代アステカ文明、古代中国、ネイティブ・アメリカンなどの文化にも見受けられます。メキシコ中央高原に栄えた古代トルテカ文明やアステカ文明でも、主神とされた「ケツァルコアトル」(ケツァル鳥の羽をもつ蛇)が自らの尾を噛んでいる姿で描かれているイメージが残っているそうですよ。

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