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大多数の男になる最大のリスクとは?

【緊急速報】
韓国系マッシュが増殖しています。
ただちに高台へ避難してください。繰り返します。。。

昨今、僕のブログを賑わせているこの主張。
いつも読んでくださっている方ならクスッとして頂けるかと思います。

まだ読んでない方のために簡単にまとめます。

この記事では、”韓国系マッシュ=雰囲気イケメン”という風潮により、大学生を中心に日本中で巻き起こっているブームについて、僕が一太刀入れています。

”マッシュ自体がモテるのではなく、マッシュの希少性が高いからモテる”という意見を述べました。つまり日本人の無難な髪型に飽きを感じた女性陣が、外国のスタイルを見て「新鮮!」と感じたことが大事だという主張です。

パンダが人気なのは、希少動物だからであり、同じ”クマ科”のくまさんが山から降りて民家に近づいても、ひとたび銃殺されてしまう。もし世界に1匹しか居なければ、めちゃめちゃ重宝されたのに。つまり”希少価値が高いもの”って人気が出るんですよ。

かつてキムタクがクソ人気だったのも、日本にあれほどの顔面の持ち主がいないから。もし5000万人の男が全員キムタクだったら、人気は出なくなると思います。

なので結論、『希少性を磨け』という話でしたね。


 

さて、この”希少性”と逆行する言葉が、”流行”です。上記を理解して頂いた方は分かると思います。

韓国系マッシュが日本に少ないうちは”人気のヘアスタイル”として話題に上がっていましたが、最近はこれに対して「みんな同じ髪型ばっか」という主張がネット上でも注目されていますね。

”希少性”のあったものが、人数が増え過ぎたことで”流行”の域に達していき、更にそこから爆発的に増えることで”鬱陶しい”現象へと変わることが分かると思います。

これは最初に韓国系マッシュを取り入れた人を批判するものではなく、流行の前兆に乗り始めた人をけなす意見でもなく、”流行ったから取り入れよう”という軸のない人間をボコボコにする主張です。

 

そうなんです。同じ流行現象をタッチした人の中でも、タイミングと意識の違いによって”3分類”されることが分かりました。

分類①:自分の価値観に合うと思い、誰も気づかないうちから取り入れる層。
分類②:気づくのが遅れがちだが、周りを見て良いと感じたものを取り入れる層。
分類③:みんながやってるからやる層。

 

僕は①の人にはむしろ尊敬の念を置いています。みんなが好きになりそうなジャンルを察知して自分の中に取り入れる。結果的にそれが流行らなくても、その人にとっては価値観の内部にあるものなので、当然ノーダメージ。むしろメリットです。

②の人たちは、情報源が多くなかったりファッションアンテナが立っていないので少し遅れてスタートします。でも本人の中ではより良いものを見つけたという感覚があるので、周りが辞めても続けるでしょう。情報収集が苦手だった僕は、このポジションでいろいろ試していました。

問題なのは③です。自分の価値観に引っかかったから現物を取り入れるのではなく、「流行してます!」という情報に引っかかるだけで、脳死で動いている人たちです。自分の軸を持たず、表面だけ取り繕って自分を良く見せることしか出来ません。当然、流行りが終わればそれを解除して、次の流行り物に乗り移ります。僕はこの人種を「金魚のフン」と呼ぶことにしました。

 

金魚のフンは、なぜ流行ばかり取り入れるのでしょうか?
そこには「本人たちも気づいていない真実」がありました。

 

この結論を追いかけるにあたり、まずは現代のSNS事情について軽くお伝えしておく必要があります。

200年前、江戸時代付近にいた日本では、鎖国により海外からの情報を遮断して”孤立した島国”として存在していました。これは僕の記事を見ていただいた方は全貌が分かると思います。気になる方はあとで読んでみてください。


明治時代以降、海外から情報や文化がたくさん入ってきて、日本は一気にグローバル化しました。そしてここ10年くらいで普及してきたSNS。その変化量というのは、江戸時代の日本人が1年間に得られる情報を、今の僕らが”1日”で知ることができる程です。

そうなると、当然変わってくるのは”僕らの情報処理能力”。
単純計算して365倍もの思考をしなければ、同じように情報を全て処理しきることが出来ません。そんなことが不可能なのはお分かりの通りです。

なので現代では、それに対処できるように『2つの変化』が起こっています。

 

まず、「情報の簡略化」です。
Youtubeのまとめ動画なんかを見ても分かるように、本来1日かけて読むはずの本が10分に要約されていたり、200分の映画が7分の短編動画としてシェアされていたりします。これによって僕らは”簡単”に情報を得られることになったのですが、これに大きな弱点があるので次に説明します。

二つ目は、「多くの事に取り組める世の中になった」ことです。
先ほど説明した通り、情報量が365倍になったことで多くの選択肢が生まれ、それを”300分の1スケール”にして体験できるコンテンツで溢れかえったことで、「これいいな」と思った瞬間には手に入るシステムがあります。

 

この「2つの変化」に対して、僕は大きな危機感をおぼえました。

まず、”情報の簡略化”について。
本来なら『インプット→自分の中の価値観と組み合わせる→噛み砕いて理解→アウトプット』という一連のステップがあり、それを通ることで”価値観のアップデート”をするわけです。

しかし、簡略化された情報「=誰かの価値観フィルターを通ったあとの情報」しか入らないことで、自分の価値観が磨かれないことはイメージできるでしょうか?映画監督が盛り込んだ音楽や迫力感などを全て”誰かの好きなまとめ方”に圧縮されてしまうわけです。言い換えれば、料理の感覚を磨くべきなのに”いつもインスタント食品だけで生活している”ような状態です。

そうなると個々としての”価値観”つまり”魅力”が磨かれないまま、金魚のフンみたいな人間が大量発生することは言うまでもないでしょう。

これが時代の変化が起こした1つ目の問題点。

 

そして二つ目の”多くのことに取り組めるようになった”について。
僕はこっちの方が大問題だと感じています。その理由をこれから説明します。

”何かに取り組む”とは言い換えれば”挑戦”ということになりますが、僕はこの”挑戦”という言葉の意味が変わってきちゃったように感じるんです。

僕の中にある『挑戦』という言葉の定義は、
失敗を恐れず、または失敗してもそこから学びを得ることを前提として、成功に向かって進むことです。

失敗の可能性があるってことは、それが上手くいったデータが少なかったり、自分に出来るかどうか分からない状態ってことですね。でもそれが「情報の簡略化」と「多くのことに取り組めるシステム」により崩壊してきていると感じています。

 

結論から言いますが、今の世の中は『失敗しなくても取り組める』ことが増えまくっているということが問題です。

”失敗しないなら良いじゃないか”と思うかもしれません。しかし常々言っているように、失敗しない人生は失敗します

そしてその”失敗”を避けるような選択肢と価値観を持った人たちが、成功例にありふれた”流行”というものだけをキャッチし続ける結果、”金魚のフン”として脳死で世の中を彷徨うことになっているんです。

 

僕はこの人たちに警笛を鳴らしたい。

彼らの心の根底にあるのは、「良いものを取り入れて自分を磨きたい」という前に、『失敗したくない』という弱気で他人任せで行動しない非モテ思考なんです。

ごめんなさい。今回は言うと決めているので厳しめです。でもここを変えない限りは、唯一無二の希少性なんて手に入りません。意識を改めて欲しい。

例えば、スポーツ選手がモテるのは、圧倒的な運動神経だけではないと考えています。そこに至るまでの挫折や苦悩が彼らを強くしていることは言うまでもないでしょう。しかし意図的に挫折や苦悩を得る必要はありません。”失敗”を恐れずに飛び込んだ結果、やっぱり上手くいかない事があったり、時には成功したりするだけです。

このメカニズムを知らずに、”成功ルートだけ歩きたい”と心底で感じているのがマッシュヘアの男子。それと脳死で韓流ブームに乗っかる女子。1000歩譲って女子は”みんなと一緒が正義”という遺伝子レベルのプログラムがあるので良いですが、男は違いますよね

彼らに「将来どうなりたいの?」と聞いても、間違いなく明確な答えは返ってこないでしょう。だって”自分だけのビジョン”を掲げてしまったら、失敗するかもしれませんからね。誰かが実証して”流行”した、”失敗しないやり方”を連続させ、”失敗しない生き方”を選ぶ結果、最後に「もっと自由にやれば良かった」と後悔するわけです。

 

僕がこんな偉そうに語る理由は、僕自信も”失敗しない恋愛”を26年間考えてきたせいで何も上手くいかず、人生の”ここぞ”という場面で失敗した経験があるからです。それ以降は”怖がらずに挑戦する”と心に決めて動き続けているので、数年間で圧倒的な成果を出せています。この考え方は恋愛だけでなく、全てに繋がって来るものです。しっかり腹の底に落とし込んで欲しい。

 

今の世の中だからこそ、周りの敷いたレールを気にせずに我が道を走ることが大事になります。そんな軸を持った男に、女の子は惹かれるわけです。

まずはこの認識を持ってもらえたら、”その他大勢”からは脱出できるかなと思います。そこからの具体的なアクションプラン・頭の使い方は、こちらのnoteに細かく記してあるので、興味ある方は無料部分だけでもご覧ください。

それでは今回はこの辺で終わりにします。
今後も意識改革をするツイートやブログやnoteを発信していくので、チェックしておいてください。それでは。

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