「収納がないと片付けられない・・?」の、はなし。#20
引っ越しに伴い、ここ数年で最大規模の『断捨離祭』を執り行いました。
モノを捨てられない女ではない、不要なものはバサバサと切り捨てられる、と自負していましたが、
いつの間にか、「捨てないでおこうBOX」は業者指定の段ボール箱の数では追いつかないほどに。。
ひとり暮らしの持ち物がどうしてこんなに多くなるのかと、我ながら呆れてしまいました。
(1日は24時間・私の体は1つしかなくて、こんなに沢山の”モノ”を使い切れるわけないのに。。)
売ったり譲ったりを繰り返し、なんとか引っ越しのXデーを迎えたのですが、問題はここから。
荷解きした後に、「え、これってなんで持ってきたんだっけ?」と、また立ち止まってしまいました。
引っ越しの折り返し地点まできて、断捨離レベルが少しずつUPしていた私は、
初期段階の自分が梱包したものの判別精度の低さに直面し、
2週目の祭が、そこでまた開催されてしまうのでした。
そして次なる課題。
今度は、新居には適切な収納棚がない問題が発生します。
「新設する収納に、綺麗に収められるかどうかが分からないと、
取っておく or 捨てるの判断なんかできっこない!」
とばかりに、一度そこで祭りは中断されてしまいました。
いや、分かってはいるんです。
モノの要 or 不要は本来収納に影響されるものではないから、
そのときに少しでも迷うくらいなら、捨ててしまえばいいのに。
それでも、新しい棚が来てくれれば、
この目の前のお悩みを全て解決してくれるような、
そんな淡い期待がふんわりと膨らんできて、
今これをゴミにしてしまうのは得策ではないと、
それらしい言い訳をする自分に、しゅんと負けてしまうのです。
やっぱり、断捨離は奥深くて難しい。。
(部屋は心の鏡とはよく言ったものですよね。本当に、強い結びつきを感じます。)
新設棚のいち早い登場を、心待ちにしたいと思います。
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