【旅は道連れ】ペッチャブリー行きの国鉄で親切なお兄ちゃんに出会った話
2024年4月の旅ではペッチャブリーのナンヤイ博物館と周辺寺院巡りのため、バンスー中央駅から約3時間国鉄に乗りました。
深夜にバンコクに到着し、仮眠してから朝7:30発の汽車に乗車したため「もー疲れてねるわ」と思っていたところ、とても感じの良いお兄ちゃんと話しながらの往路になりました。
国鉄サラヤ駅に停車するとしばらく動かず、スタッフのおばちゃんが何やら長々と話し始めました。
まだ出発して間もないのにトラブルとかやめてくれー!と思って、隣の席のお兄ちゃんに何と言ってるか聞いてみると
どうやらトイレでタバコを吸った人がいるらしく、その注意とのこと。
教えてくれてありがとう!との会話がきっかけで色んなお話しをしました。
彼の名前はエックスくん。
彼は実家のあるチュムポーンまで8時間かけて移動するところでした。
飛行機だと高いし実家に行くのに不便だからだそう。
私がペッチャブリーに行くと言うと、食べるべき名産品をスマホで見せながら教えてくれました。
途中、ラチャブリーを過ぎると駅員さんが駅弁を配りにきました。
後で知ったのですが、これは事前に申し込みしないといけないらしく、通称【ラチャブリーヌードル】と言うそうです。
エックスくんは3つも頼んでいて、ひとつお裾分けしてくれました。
ぜんぜん辛くなくて甘酸っぱい汁なしまぜ麺でした。
実は乗車前に駅構内のフードコートで軽くご飯を済ませていたのであまりお腹が減っていなかったのですが、フィールドワークの鉄則「出されたものは全て食え!」が染みついているのでありがたく頂きました。
その後もチュムポーンのおすすめの場所を教えてもらったり、お家の周辺はエビ養殖が盛んなことなど地域の特産を教えてもらいました。
おかげで私のGoogleマップにはチュムポーンにたくさんのピンが付いています。
ペッチャブリーに近くなり、お互いの健康と安全な旅路を祈りあい、さようならしました。
電車が遠くなるまで手を振りながら、タイ滞在の初日に素敵な出会いをもらったことに感謝。
日本の新幹線に乗って、隣が外国人だからと言ってもあまりこんなことって起こらないと思うんです。
私も日本で同じ状況になったら、話しかけてみよう!と思いました。
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