![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106075878/rectangle_large_type_2_13aab433a03915a42f5fbb06f952ae88.jpg?width=1200)
【ワットソートーン】奉納するのは意外なアレ。タイで絶大な人気を誇る寺院
日本でも仏像や高僧のミラクルエピソードには事欠きませんよね。
この【ワットソートーン】にある仏像も、そのひとつです。
ご利益絶大とタイで大人気の寺院へ行ってみませんか?
タイで2番目に参拝者が多い寺院
1番目は【ワットプラケーオ】ですが、観光客も合わせての数字。
ワットソートーンはほとんどがタイの方で、海外旅行者はあまり見かけなかったので実質ワットソートーンが1番なのでは?と思いました。
最近はピンクガネーシャと合わせてのツアーもあるので、海外旅行者も増えているかも知れません。
チャチュンサオにあるワットソートーンの正式名称は【ワット ソートーン ワラーラーム ウォラウィハーン】と言い、王室3級寺院です。
想像以上に大きく、真っ白で豪華な寺院でした!
![白く大きなお寺に朝日が差し込みとても美しい写真を撮ることができました。](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106131921/picture_pc_119003e030a1afd40196a4b7df68581f.jpg?width=1200)
本当に美しいです。
もともとはワット・ホンと呼ばれていたそうです。
神様が天界と地上を行き来するために乗る架空の鳥のことをホンと言うのですが、それ由来かどうかは分かりません。
![くちばしと尾をピンと立てて、足を揃えて立つホンという想像上の鳥は、タイのお寺ではライトを咥えていることが多いです。](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106134937/picture_pc_62b54cd9df64a059cd7411c4e4d1848b.png?width=1200)
寺院の屋根飾りに使われてたり
色んなところでホンを
見ることができます
ちなみに、王室寺院には格付けがあり
第一級:王室の方が建てた寺院
第二級:王室に寄進するために建てられた寺院
第三級:一般人の建てた寺院で王室の認定を受けた寺院
となっています。
ふらっと入った静かな寺院が王室寺院だったりして、なんか得した気分になれます。
座れないくらいの人混み
![タイのワットソートーンではご利益を求めて多くの人で溢れ返っています。](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106131743/picture_pc_3325523207c8efe9df34225ac358d784.jpg?width=1200)
溢れかえっています
やっぱり来たからには、しっかりお参りを…と思い入口まで行くと、まぁ参拝者の多いこと。
中に入るまでにも結構時間がかかります。
ようやく中に入れても、今度は本尊の前に座れない。
みな、真剣にお参りしているので空いている所に無理矢理座る勢いです。
![タイ・ワットソートーンのお参りする場所には中央にブッダの周りに7体の仏像や神様が祀ってあり、多くの人が真剣にお祈りしています。](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106135138/picture_pc_146b69f483c6b02b52b696ce8d6f1c11.jpg?width=1200)
コトナカー(すみません)と小声で言いながら、前の方へ行かせてもらい、三礼してから私もしっかりお参りさせてもらいました。
高い天井には、お星さまと思われる絵が描いてありとても美しかったです。
![タイ・ワットソートーンの参拝所に祀られている仏像の真上にある天井には宇宙を表した絵が描いてあります。](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106135353/picture_pc_e11714e0e57bdb0d2fe6aa37783eeacf.png?width=1200)
宇宙が広がっています
圧巻の大理石象嵌
ワットソートーンのご本尊は、川から流れてきたとの言い伝えがあります。
そんな重いもの川から流れてくるってことある?
なんて無粋なことを言ってはいけません。
この手のミラクルエピソードは、世界各地にあります。
その言い伝えが床一面に大理石の象嵌で描かれており圧巻です。
カニやワニや魚。
![タイ・ワットソートーンの床にはワニやカニや魚を大理石で描いてあります。](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106524877/picture_pc_0262b7994096d8afeac8907fdeabbaa3.jpg?width=1200)
![タイ・ワットソートーンの床にはワニやカニや魚を大理石で描いてあります。](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106524878/picture_pc_abcb2387f9253ee265d89bc850c3099b.jpg?width=1200)
かっこいい!
聖獣ぽいのも。
どんな名前の生き物か色々調べてみたのですが、分かりませんでした。
お寺だから説明もないですしね…残念です。
![タイ・ワットソートーンの床には聖獣も大理石で描いてあります。](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106524980/picture_pc_d4cdb89d2bbfcfb702cfe479b452964d.jpg?width=1200)
![タイ・ワットソートーンの床には聖獣も大理石で描いてあります。](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106524982/picture_pc_9981b8e14cd8b53e594e55232a3be0e5.jpg?width=1200)
マーライオンぽいですね。
他のライターさんが想像上の生き物に関しての本を読んでらっしゃったので、私もバンコクの図書館で探してみようと思います。
さて、話は床に描かれた絵に戻ります。
川の生き物達は、みんな蓮の花を持って、仏像を讃美しています。
これが全部石でできていることがすごいですよね。
どの生き物もいきいきとしていて、波の表現も非常に美しい。
ぜひ実物を見て頂きたいです。
結願のお礼はゆで卵
タイの友人には、ワットソートーンでお願い事をして、結願したらお礼参りでゆで卵を奉納し、その一部を持ち帰って家族や友人にお裾分けすると聞きました。
お願い事をする時にゆで卵を奉納する、と書いてあるブログもあるのでどちらが本当かは分かりません。
何にせよ、入口にゆで卵奉納棚があってたくさんのゆで卵の入った籠が並んでいました。
お寺の近くには、ゆで卵を販売している露店もたくさんあります。
![タイ・ワットソートーンではゆで卵を奉納する習慣があるため、寺院の近くではピンクやグリーンのプラスチックのカゴに入ったゆで卵がたくさん販売されています。](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106540400/picture_pc_5d7fa1dd2967840f997b9526c211c073.png?width=1200)
たくさん販売されています。
ワットソートーンのプラクルアン(お守り)を持っていた人は、車の事故で奇跡的に助かったとかそういう話もあるそう。
タイの方々がこぞってお参りに来る寺院、ぜひ足を伸ばして行ってみてください。
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