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くるみんプロジェクト★育児体験談~コロナ禍の保育園探しを振り返って~

◆UNIRITAくるみんプロジェクトって何してるの
私たち「くるみんプロジェクト」は「本人や周囲の仲間、上長と共に"働きやすい会社の実現"を目指す」をテーマにさまざまな部門からメンバーを募って、改善・周知活動をしています!

今回はその活動の中の1つ、産休・育休体験談のご紹介、第四弾です。
これから産休・育休を取得される方、育児に携わる方の参考になれば幸いです。

◆体験談~コロナ禍の保育園探しを振り返って~

◆産休・育休から戻ってきて感じたことを教えてください

育休中に部署が無くなっていて、業務内容も変わり、リモートワークが進んでいて、Web会議や在宅勤務の環境に戸惑いがありました。
グループ会社への転籍か、部署変更しての復帰のどちらかを選ぶこととなり、相談の上決定しましたが、部署変更での復帰となったため、共に働く方との関わり方もかなり手探りでした。

◆不安はありませんでしたか

部署変更を選んでも、上長が変わらなかったことや、担当製品自体は産休・育休前から関わってきたものだったので、不安は感じませんでした。
ただ、産休に入る前はコロナ禍前でしたが、復帰後は働き方も変わりリモートが主体となったため一緒に働くメンバーは全く新しいメンバー、かつリモートのみだったので最初はコミュニケーションも手探りでした。
戻ってきて良くなったと感じたことは、産休・育休中にユニリタの制度や風土が良くなっていっていた印象です。

◆産休・育休前のところで思ったこと苦労したこと工夫したことなどを教えてください

部の中で私のみが担当している事務作業などについては、引き継ぎ資料を作成して、他の皆さんになるべく迷惑が掛からないようにしました。
私の他に女性はいない部署でしたが、既にお子さんがいらっしゃる方が多かったので、産休・育休にも理解が深くとてもありがたかったです。
また、妊娠する前から参画しているお客様のプロジェクトがあり、毎日のようにお客様先に通ってもいたため、正直さみしい気持ちもありました。

◆引き継ぎについて教えてください

引き継ぎは発生しましたが、事務系の業務は業務プロセスを可視化する製品のARISでプロセスが書かれていたので、あまり苦労はありませんでした。
また、プロジェクトは複数人体制だったので、そこまで心配することは無かったです。

◆お休み中の過ごし方について教えてください

【産休中】
出産前はコロナが流行してはいなかったため、さまざまな場所で開催されている母親学級のようなイベントに参加したりしました。
主人も育休を4ヶ月ほど取得(会社の制度)していたため、2人体制で育児に専念することができました。
主人が想像以上に育児に積極的に関わりたいというタイプで、おむつ替えから沐浴、なんでも主人ができる状態でした。
沐浴は100%でむしろ私はできないくらいです(笑)

【育休中】
区役所のやっている初心者ママ学級が2019年11月末にあり、そこで出会った方々とその後にいろいろお出掛け予定を立て始めたのもつかの間、
年明けにコロナが流行しだし、外出をかなり制限したことをよく覚えています。
午前中はひたすら近所の公園や制限がある中でも開催している親子イベントや児童館へお出掛けしたり、離乳食作りに勤しんだり、今のようにコロナに関する情報もさまざまな中、いろいろな制限がありましたが、比較的楽しく育休期間を過ごせたと思います。

主人も産前から育休(主人の会社側の制度)を取得していたため2人で子育て、生活するという有意義な時間を過ごせたと思います。
現在のちびっこ怪獣に比べればこの頃はおだやかな日々でした。

◆保育園の入園にあたっての苦労を教えてください

1歳からでの入園は区域的にもかなり厳しいことが分かり、当初から0歳児を預けるのは厳しいということと早く保育園に預けることへの抵抗も正直ありました。

コロナの全容がつかめていない状況での園側の対応はさまざまだったため見学はとても大変でした。
子供を預ける場所を選ぶということに対して、雰囲気が分からない、先生方が実際にどのように子供に接しているかが見えないというのは大きな不安でした。

◆保活の状況を教えてください
 (息子さんは8月生まれ)

▶2019年育休中
区役所での情報収集スタート
(激戦区であることを改めて痛感)

▶2019年10月
出産後の外出禁止により、見学に行けた園は少なく電話などで情報収集

▶2019年11月
申し込み→ ×
何とか通える範囲で第7希望まで出しましたが0歳児では入園が決まらず、引き続き育休を延長していただきました。

▶2020年
申し込みに向けての保活を本格的に再スタートしようと思っている矢先にコロナが流行し始め、
区域ほとんどの園で当時手探りのコロナ対応により軒並み園内の見学会や説明会は中止になりました。
見学では園に入ることはできず、外から見学したり、パンフレットを見ながら園の玄関で資料のみの説明を聞いたりとなかなかハードな保活でした。

30件くらい園の説明会には行きましたが園内に全く入れないというのがほとんどで、園や先生の雰囲気もわからなかったので、本当に体力的にも精神的にも大変でした。
申請では13希望まで記載して第9希望にやっとはいれました。

今は園でもリモート見学会などがあり良くなったなと感じます。
区役所には良く相談に行きましたが、何回も通うことで、新たな情報が出てきたりもしたので、
行くだけでも大変ですが悩んだ時は諦めずに何度も情報をとることも1つの手段です。

◆復職するにあたっての準備を教えてください

仕事復帰にあたっては、上長にWEB会議を実施いただき、今後の働き方と復帰する部署について相談し事前にリモートワークに必要な申請など教えていただいていたのでスムーズに復帰することができました。
復帰するにあたって主人との家事の分担については子供云々ではなく、もともと家事分担をしていたのがそのままできているので、ここは特別何か決め事を作ったわけではなかったのでスムーズでした。

◆ユニリタで良かったこと感じたことがあれば教えてください

リモートワークやフレックス勤務のおかげで育児との両立がしやすいと感じます。
今までのように毎日の通勤を伴う勤務だと正直、今、私はここにいないと思っています。
保育園の急な呼び出しも総務の方が丁寧に対応(本人に繋がらない時の保育園からの緊急連絡)してくださったり、コロナに関する休園などにもコロナ措置としての特別休暇を利用させていただいたりと大変ありがたいことが多いと感じています。

◆もっとこうしたらよかったな、こうして欲しかったというところがあれば教えてください

育児休暇の情報など、調べるのにとても苦労し社内規定を読み漁ったりしました。
もっと育休・産休に関する社内の制度について分かりやすく教えて欲しいと思っていました。

結局、入れ違いで育休から復活された経験者の方にお話しを聞き、メールを転送してもらうなどして手取り足取り教えていただいたのを覚えています。
情報を取りに行くのであれば、分かりやすく一つにまとまっていて欲しいなというのと、そうでないのであれば、プッシュ方で発信をしてくれると嬉しいと思います。
また、申請以外は良くわからないことが多かったです。
そのため「あの時くるみんプロジェクトがあったらよかったのに〜!」ってすごく思いましたし、
実は文化創造PJのメンバーとして初期の活動でくるみん取得を掲げようと役員会へも報告していた時期があり、くるみんについては当時調べていました。
復帰して「くるみんPJ」の存在を知った時には、心から素晴らしい活動だと思いました。

◆メッセージ これからの方へ

妊娠・出産・育児のどの段階でもいろいろな不安がつきまとい、周りの方や上長の方への報告など分からないことがたくさん出てくると思います。申請事以外は、プロセスがあって無いようなものなんです。
フロー図に書けと言われて簡単にプロセスにできないのが妊娠~育児だなぁと思います。教科書通りになんて全くいかず、ひとりひとり状況や対処の仕方が異なっていて当然だし正解だと思います。
なのでいろいろな人の体験談や気軽に相談できる場所としてくるみんPJの活用をおすすめしたいですね。



【インタビューを終えて】

コロナ禍での保活のお話は今回初めて詳しくお伺いしましたが、本当に大変だったということがとても伝わりました。仕事だけでなく出産・子育てにも大きな影響があったと思いますが、時代に合わせて少しずつ整ってきているのだなと感じました。これから出産・保活をする方の参考になるのではないかと思います。
ぜひ、このインタビューや部署内などでも先輩パパママに気軽に話していただくきっかけになればと思います。ありがとうございました!
(くるみんPJ 事務局)


※くるみんとは?(厚生労働省サイトより抜粋)
くるみん活動は、一定の基準を満たした企業が厚生労働大臣によって「子育てサポート企業」として認定される制度です。
この制度は、次世代育成支援対策推進法に基づいており、企業が一般事業主行動計画を策定し、その計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たすことで認定を受けることができます。
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