納棺こぼれ話 4
おばあちゃんのご納棺へ伺いました。
おしゃれなおばあちゃんで、仏衣ではなく、生前お気に入りだったお洋服を着せ付けてほしいとのこと。
一式を受け取り、どのように着せ付けるか確認のために広げる。故人様は筋肉のゆるみの影響で便を漏らしてしまうことが多いので、基本的にはオムツをつけている。これは私たちでも、お風呂に入っていただく湯灌以外の時は外さない。
そういった事も含めて、腰回りなどが入るかどうかを確認するのだ。
ハラっ。
薄い布が落ちてきた。
これは…白いレースのスケスケおパンティ…。
オムツの上から穿かせたら、たぶん、破けるくらいの華奢なもの。
おしゃれさんだったんだね。
勝負下着なんだね。
勝負下着で閻魔様に会いに行くんだね。
そりゃあ勝負だよな!天国か地獄か決まる審判ですもの。
おじいちゃんにも会いに行くんだもんね!久しぶりのおじいちゃん。ドキドキさせてしまうかもしれない。
さて、ご希望通り、Lサイズのアテントの上から穿かせる。そーっと、そーっと。
ビッ。
レースが一部破けたものの、パツパツながらなんとか穿かせることができた。
よかった!どうか自信をもって旅に出てほしい。閻魔様に堂々と立ち向かってほしい。
「私はきちんと生きてきました!下着にだって手を抜きませんでした!」
うん、大丈夫!いってらっしゃい!おじいちゃんも喜ぶよ!
*******************
と、いうことで、お洋服をご用意いただくときは、できれば納棺師をドキドキさせないでほしい…と思うわけです。どうかよろしくお願いいたします。心より。
*******************
「世界でいちばん優しいマインドフルネス瞑想」お友達追加たくさんありがとうございます。
今日は「瞑想中に自分に振りかけてあげるキラキラ」のお話をしようと思います。
たとえば、自分の身体にプラチナや金粉がかかって嫌な人はいないと思います。
かけてあげることで、いっそう自分のことを大切に思うようにしてあげられます。その方法をお伝えします。
興味のある方はこちらから友達登録お願いします。
過去の配信は友達登録するとタイムラインで見ていただけます。
▼紺野雲丹公式LINE 友達追加はこちらから▼
*****************
今日は、一枚だけスケスケおパンティを買ってこようと思っています。
そんな日にしたいです。では。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?