【レシピ】簡易版きりたんぽ鍋

自粛生活も一月半となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私はどうぶつの森とお取り寄せに明け暮れた日々を過ごしています。

ここ最近、お菓子作りや料理に力を入れる人が多いと聞き、そういえば大学時代に独学で作った料理があったなと思い、レシピを書き起こしました。

秋田県の郷土料理【きりたんぽ鍋】です。
1時間くらいでだれでも出来るので、ぜひ試してみてください。美味しいです。

【材料】2-3人分

・ごはん 2合
・鶏ガラベースの醤油スープ 1袋
・せり 1袋
・ごぼう 半分くらい?
・ねぎ 1本
・しらたき 1袋
・まいたけ 1袋
・鶏肉 200〜300g

〈道具〉
・ボウル
・すりこぎや綿棒などの棒
・鍋
・フライパン
・割り箸5膳ほど
・包丁
・まないた

レシピを書くのは初めてなので目分量です。
お鍋を作るときを思い浮かべて調整してください。
特にせりと鶏肉は食べたいだけ入れるのが吉!

【作り方】
①ごはんをボウルに移し、塩水をつけたすりこぎで潰す

すりこぎなければ綿棒でもいいと思います。
ボウルを動かないように押さえて、すりこぎを時計回りに回転させるようにして押し潰すと早く潰れます。

米粒の自我なくなってきたかな〜?と思うくらいまで潰してください。このくらい?

②わりばしに米を付ける

本家では杉の木の棒で成型するらしいですが一般家庭にそんなものはないので、潰した米をわりばしにつけていきます。

まず手に塩水をつけます。米を適量手に取り、ギュッギュッと片手で握るようにして、割り箸まわりに圧縮していきます。
やわやわだと鍋に入れた時に崩れるので気をつけよう。

このご時世なのでしっかり手を洗ってくださいね。もしくはラップか手袋を使ってください。

これで「たんぽ」の完成。
おお!それっぽい。

③たんぽの表面に焼き色をつける

成型できたものをフライパンで焼きます。
両面はもちろん、四面まんべんなく焼けると最高です。
※割り箸はつけたまま焼きます。

④鍋の用意
2口コンロの人は③と同時に鍋の用意をすると早いです。ごぼうを最初に、せりは最後に。あとは適当。

⑤鍋にたんぽを入れる

焼けた「たんぽ」を割り箸からそーっと外し、
横に2等分します。ちょっと斜めにすると本場っぽい。

鍋に入れるタイミングは好みが分かれるところです。私はちょっと出汁吸って柔らかいほうが好きなので入れてからひと煮立ちさせます。

【完成!】
美味しい!懐かしい!

食べ切れなかったら次の日の朝ごはんにしてください。きりたんぽが1日目とはまた違う食感と味になってます。
スープと具材だけ余っちゃったらお米をひとくち大のお団子にしてスープに入れるのもオススメ。現地では「だまこ」と呼んでいて、二日目の定番です。

【余談:レシピ考案経緯】
私は「きりたんぽの本場」と言われている秋田県北部の出身です。遠方の大学へ進学した際に、故郷の味恋しさと物珍しがる学友へ振る舞うために独学で習得しました。
どこの出身の友人も「美味しい!」と喜んでくれました。また、米を潰して成形する工程が複数人でやる鍋パーティーには最適で、楽しかったのを覚えています。

ちなみに地元でも「きりたんぽ鍋」を作るときは、スーパーでたんぽを購入するのが普通で、米から作る人はなかなかいない、と思います。ハレの日の食べ物なのでちょっとした高級品ですが‥‥。
そのため、一度実家で米から作った際には「なかなかイケるじゃん」と話題になり、帰省するたびに作らされてます。笑

スーパーで簡単に手に入る具材で、適度にひまつぶしができ、とてもおいしいです。

ぜひ、試してけれな〜👋

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