バロメーター-a barometer-

今朝は体調が優れません　昨日　チョコレートブラウニーを作りました　そして食べ過ぎてしまったようです　

私は自分の体調の良し悪しを　どのくらい美味しく珈琲がのめるか　という指標（バロメーター）で測っています

私は珈琲が苦手です　が　とあるロースタリーの珈琲だけは美味しいと思い　かれこれ２０年ちかく飲み続けています　

そもそも　なぜ　珈琲が苦手かというと　飲むと痛烈な頭痛と激熱な胃痛に襲われることが多いからです　香りにはとても癒されているのに飲むと最悪な体調になります　

とはいえ、カフェやショップの横を通り過ぎる時にふっと香る珈琲のあの香りには　悩み事すら脳内から　一瞬消滅　してしまうような　これが浄化作用か！と思ってしまうくらいの癒しを感じていました（お茶にも同じ作用を感じてます）　　そんなこんなで　どうしても自分の暮らしに取り入れたいなぁ～という欲を持ち続けァレャコレャと挑戦しては失敗するという年月を繰り返しをしていました

が、１8年前？１９年前？に　この、とあるロースタリーに出会いました　　　香りに釣られて入った店内に入りお話をしていたら　オーナーさんは　私と同じように体調不良になるからということから珈琲嫌いだったらしく　どうすれば美味しい珈琲を飲めるかを掘り下げ　毎年現地の農場まで行きフェアーな価格で珈琲豆を買い付けすることと徹底的な品質管をした高品質な珈琲豆を等価交換したことで　体調不良に襲われない美味しい珈琲を手に入れて　供給できるショップを展開できたという結果につなげた方でした

そうして　珈琲が飲めない体質だと思っていた私が珈琲の香りに包まれる脳内リフレッシュ時間を手に入れることができるようになりました

わたしは　既往歴の治療の副産物により　たいそう胃がうすっぺらくなり　小さな小さな刺激にも敏感になりました　些細なことで体調を崩してしまうのですが　どの程度崩れているのかということを　珈琲がどのくらい美味しく飲めるか　ということで推し量っています　　そんな話をロースタリーでも話すのでいつもより早く買いに行くと「体調が良いようでなによりです」と言われ　間隔があくと「ご自愛くださいね」と言われます　

で　今日の珈琲は　美味しく飲めなかった（´・ω・｀）ｼｮﾎﾞﾝ

自家米と地下水で作ったお粥さんに
庭の梅の木からとった自家製梅干しを乗せる
私的贅沢

一日一杯の珈琲で体調を推し量り　明日の美味しい珈琲（と、ヒトカケラのチョコ）を目指して体調管理する　それが私の一日でありそのつながりが私の一生のひとつになっています　

明日の美味しい珈琲のために　今日はお粥さんと戯れる

わたしは多くを持つことができなくなりました
その代わり　少しのものを大切に愛しむ時間を手に入れました