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クリエイターとアーティストの違いについて

こんにちは、未経験からプロを目指すクリエイター集団UnFRAMEです。

今回は「クリエイターとアーティストの違いってなに?」というテーマについて、代表の423(シブサン)がまとめていこうと思います。

そもそも同じようなものじゃないの?

そもそも「クリエイター」と「アーティスト」って、ものづくりをしてる人という意味では同じじゃないの?

言い方を少し変えてるだけでしょう?

という理解の人が多いのではないでしょうか。

実を言うと僕もまさにその1人でした。
趣味で絵を描いている自分は「クリエイター」だ!と普通に思っていました。

しかし、美大の友人や、フリーランスでビデオグラファーをしている友人などと話をしているうちに「クリエイター」と「アーティスト」は全くの別物であると気がつきます。

そこで、考えに考え抜いた結果、僕の中での定義がそれぞれ見えてきたのでここにまとめたいと思います。

アーティストとは

どのような創作ジャンルにおいても、アーティストというのは、自分の感性の赴くままに作品を作り上げ、その世界観を買ってもらう人のこと。

だと僕の中では定義しています。

ここで大切なのが「自分の世界観」という点にあり、創作活動を完全に自己表現の場として捉えているタイプのことを指します。

しかし、その分、その世界観に感銘を受けた人にしか刺さらず、限りなく少数の人しか生き残れない世界にあると言っても良いと思います。

ある意味、創作活動で生計を立てていこうという気がない人とまとめることもできるかもしれません。

クリエイターとは

クリエイターとは自分の持つ創作スキルを使って、他者や社会の課題を解決し、それに対して対価を得る人のこと。

だと定義しています。

簡単に言うと、「自分のスキルでお金を稼ぐ人」ではないでしょうか。

先ほどのアーティストを例に出すと、

自分の世界観を売り込んで、とある課題を解決したら世の中をより良くしたい、対価を得たいと考えている人ならば、それはクリエイターと呼んでも良いと思います。

重要なのは自分の創作スキルで、自分の好きなように創るのではなく、相手のために創るという点です。

趣味はアーティスト、仕事はクリエイター

以上の違いをものすごく端的にまとめると「趣味はアーティスト、仕事はクリエイター」ということになります。

もちろん、世の中的に「アーティスト」と呼ばれるミュージシャンなどは多いですが、彼らもこの定義に則って言えばクリエイターと言えるのではないかと思います。

大切なのは創作に対する自分のスタンスを見つめ直すこと。

それによって、自分はアーティストになりたいのか、クリエイターになりたいのか、はたまた別の何かになりたいのか。

自分なりのスタンスを定義することができると思います。

UnFRAMEでは、「クリエイター志望の夢を夢で終わらせない」というビジョンを掲げて、「クリエイター」を目指して活動しています。

writer:423(シブサン)
UnFRAME代表/マルチディレクター
1997年生まれ/早稲田大学 文化構想学部 卒/デザイン会社勤務
ポップでカラフルな女の子のイラストを中心に描いています。UnFRAMEでは、全体を総括するクリエイティブディレクターとしてディレクション

https://twitter.com/423shibusan

https://twitter.com/unframe2019

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