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昔バイト先の経営者だった人が今サラリーマンになってた話

世の中はわからない

世の中は読めない

大学生の時に自分はアルバイトをしていた。

特に何のとりえもなく、10代の勢いで体力だけは自信があったのでコンビニ夜勤をやっていた。多い時は週4~5でやっていた。

自分でもよくやっていたなと感心する。

当時は、夜勤明け寝ないで大学→夕方寝てまた夜勤みたいな不規則な生活ばかりしていた。

当然大学の授業は疎かになる。

遊ぶためのお金が欲しくて、たまに友達と遊ぶときは飲んでカラオケしてオール、、、模範には程遠い大学生活だった。

バイト先のオーナーも遊ぶ事には賛成なタイプだったのでシフトは考慮して入れてくれたが、あまり前線には出てこず、バックヤードで監視カメラ見ながらタバコ吸ってたまに寝てるような人だった。尊敬には値してなかった。

たまにやらかすとネチネチ言ってくる人で、自分は手短にスパッと言ってくれた方がありがたい性格だったのでその指導の仕方も好きじゃなかった。

例えば接客が悪い→

「大学で疲れてるのわかるし、シフト変わって何で俺がみたいな思いになるのはしょうがないけど、、、ネチネチネチ・・・」

みたいな指導だった。個人的に

「今のは答え方が悪かった。~か確認します。少々お待ちください。で俺に相談するなりして行動しよう。”多分”って責任逃れの言葉はダメだ。」みたいな方が良いと考えている。

もちろん面倒見てくれたり心配もしてくれて、感謝はしていた。迷惑をかけながらも気にかけてくれたものの将来像としては反面教師。大学卒業したら会うことはないかな・・・と自分の中では考えてた。

そんなオーナーに少し前に遭遇した

地元の駅でだ。向こうから話しかけてくれた。

正直、最初は全然気付かなかった!

「俺の事覚えてない?」っていきなりクイズされたが、回答までに1分程かかった。その間に2~3回「俺の事覚えてない?」って更に言って上乗せしてきた。ごめんマジで思い出せなかった!

次に「今は何してるの?」って聞かれた。

大人になって久しぶりに会うとやっぱみんなこの質問なんだな

正直に「失業中です」って答えた。そういえば人生で失業中になるの2回目。前の時は半月後に次の職は決まっていたけど、今は全く先が見えない。この時に発した「失業中です」って言葉は自分で自分の心を深くえぐった感じだった。

逆にこちらから聞き返した

「オーナーは何やってるんですか?」ついクセというか、、そういえば当時俺はオーナーとしか呼んでなかったな。

オ「俺は サラリーマンになっちゃったよ 」

と笑いながら一言

笑えるんかい!!  知名度のあるコンビニでフランチャイズ契約だったみたいだけどそれはつまり個人事業主。だけど今のオーナーの目には輝いたものが見られなかった。

詳細は聞かなかったけど、まぁだけど無職の自分よりは良いと思う。仕事があるって幸せなんだな。会社員の時これに気づけてれば・・・

どうなんだろう個人事業主とはいえ経営者からサラリーマンって

ホッとした?悔しい?自分は会社員しか経験したことないからわからない

でも経験してきてるのは羨ましい。出来ることをしっかり見つけてまた歩みだしてるのだからきっと越えた壁も大きいと思う。

今の自分には何が出来るんだろう。どうやって動き出すんだろう。

そんなモヤモヤした状態だ。

世の中はわからない

世の中は読めない

本当に何が起こるかわからない

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