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37歳芸人のとりとめのない日常23。

こんばんは、反面教師の反面鏡がパリンと割れて乱反射、トゥインクル・コーポレーション所属の(今年も今のところ)新ネタ量産マシーン、ジャパネーズのウネモトモネで御座います。

おいっす!!!(©ドリフのいかりやさんではなくぷよぷよのウィッチ) どういうワケだか37年も生き蔓延ってしまっている泥カス人間で御座ぇます。せめて亡骸は動物たちが食べられる何かしらの植物の栄養分になってオクラホマ・ミキサー。フォークダンスを踊りましょ。手と手が触れたらレッドカード。一発退場サヨウナラ。

うんうんうん。良い感じに人生追い詰められてきておりますよ。「生きる」とは「逝Kill」則ち「緩やかなる自死」で在る。結局皆ゴールはDeathですもの。天国or地獄。どちらもそれなりに住めば都。我らのしたたかなる順応性に敬礼。

今月の新ネタ15本ライブの台本作りに苦戦して、こうして駄文乱文綴りに逃げているウネモト。まぁ今のところトータル50回くらいやっている単独ライブとか新ネタライブで当日「間に合いませんでした!!!(土下座withつむじハゲ)」なんて事態には一回もなったことが無いので多分今回も何やかんやで本番を無事迎えられることでしょう。期待しているぜ、未来の僕。言うてもね、人並み以上の焦燥感は在りますよ。勿論。だから突き抜けられない半端者。Give me more 盲目。

前回の更新から何があったっけな。

4月13日(土)。U&Cさん主催ライブ2本。『女装ネタNo.1決定戦』『長尺ネタオンリーライブ』に出演。前者では「こちらのボタンでお呼び下さい。」というコントの女装ネタver.、後者では「VACANT」というコントを披露。どっちもお客様の反応はTHE微妙でしたね。女装ライブの方も初めて上位入賞逃しました。加齢と怠惰とストレスとでおよそ半年前の前回大会よりも1.5kgくらい体重増して臨んだらしっかりと負けました。

"女装""長尺”というおそらく他の芸人さん達よりかは想い入れの強いジャンルのネタでどちらもCランク以下の笑いしか獲れなかったという事実は僕を半闇堕ちさせるのには充分な現実で御座いました。あ、もともと暗黒面(ダークサイド)に片足以上突っ込んでるか。逆シンクロナイズドスイミング。パートナーは内なる自分。ゲボぉ。

4月15日(月)。みすも堂さんの新ネタライブ『新ネタ堂』のゲスト出演。ネタは「父の告白」というコントを。こちらもウケはCランク程度。それはそれは自らの命を絶ちたくなるような結果でしたけれど、にゅ~くれ~ぷさんやトロピカルマーチさんなど、大阪時代からの先輩方と久しぶりに御一緒出来て、なんだか心が癒やされました。他のゲスト芸人さんも皆さん面白かった。

ほんでそっからは新ネタ台本書きに奔走する日々を送っております。バイト収入が減るという恐怖に怯えながら休みを取らせて戴き、起きてから寝るまでは新ネタを考えているここ数日間。しかし昨年1月から既に178本くらい書いているので才能ゼロ人間のウネモトの脳は本当の本当にそろそろ限界を迎えてしまいそうな予感。

こんなにも頭使ってストレス抱えて生きていたのって、19歳で浪人していた時以来な気がする。あ、あと大学4回生の時に1年で卒業単位の半分くらいを獲らなきゃならなかった時以来。そん時と同じくらい余裕が無くって精神がとっ散らかっている。感情は霧状になって。いつだって大暴発出来そうな感じ。今にも全裸で国道を走り出しそうなのです。足おっそいから秒で捕まるけれども。

寿命はもってあと2年くらいな気がするよ。40歳を越えられたらいいな。でもあんまりこの世界に未練もないのよ。そこそこ好き勝手に生きさせてもらっているし。人並みの幸せを手にする覚悟も度胸も無いし。あ、自らの手で自らの命を絶つ意思も勇気も無いのでそれだけは安心して下さい。死神さんが奪いに来たら多分逃げられん。歯の浮くような命乞いの台詞を盛大に噛んで大鎌で首ちょんぱされると思う。死神さん、切断面はなるべく綺麗にお願いね。

Huluで綾辻行人先生の『十角館の殺人』が実写化して、もう5周くらい視て。それで原作もようやく再読を終えた。ドラマ化にあたって結構脚本・演出加えられているのね。原文を100%再現はしていないけれど、空気感・世界観はほぼ100%再現されていると思う。なんて新参読者の僕が言うのも烏滸がましいけれど。

でその再読を機に一昨年以降休業してしまっていたウネモトの読書習慣が復活の兆し。とりあえずは昨年の誕生日に同事務所のコデラ戯言君からプレゼントしてもらった『イニシエーション・ラブ』を一日で読み終えた。僕がミステリ小説とかどんでん返し系が好きというのを聞いてコデラ君が選んでくれた1冊。帯にも「300万人が騙された」とあったのでかんなり警戒して読んだ。そして後半のside-Bを読み始めた時点で結果的にはほぼ正解のような考察が浮かんだ(その考察を無人の稽古場で古畑任三郎のように発表した哀れなキショ迷探偵ウネモト。)のだけれど、読み進めていく内にどんどんと作者様の術中にハマっていって結局は完全なる真実には辿り着けず。けれどもこの「してやられた感」が僕はとても好き。やっぱり読書は面白い。そしてやっぱりどうやらこういう系のやつしか積極的に読む気になれない。このnoteみたいなエゴエゴしいエッセイまがいなんて読む気になれない(おいこら)。

カープ引き分け。今年は巨人に未だ勝てず。でも負けても昔みたいにイライラしなくなった。新井監督の雰囲気づくりのおかげなのか。僕が精神的に多少大人になってしまったからなのか(なんか「壊れかけのRadio」みたいね)。

まぁでもそうだよな。昔は出場している選手って皆歳上なのが当たり前だったけれども、今や松山選手くらいしか歳上居らんもんな、カープ。若手選手を初孫を愛でるような目で視ている僕。秋山選手とか會澤選手とかが歳下なのが未だに信じられない。アスリートさんってなんであんなに大人に見えるんだろう。僕が糞ガキ過ぎるだけなんだろうけどさ。はい、野球興味ない皆さんゴメンね。広島で生まれ育つと6割くらいの人間がこの病に感染してしまうのさ。嗚呼、親父が生きてりゃ酒呑みながら一緒に野球観戦したいよ。

頭が良くない僕は、明日も明日とて魅力的なアーティストさんの楽曲の歌詞を、都合良く上っ面だけ自分に重ねて解釈して、その真意を30%くらいしか理解出来ていないのに、澄ました顔で指や足でリズム取りながら、ノリノリで聴いて、社会に適応、出来ないことを、見て見ぬ振りして、東京メトロの構内を、短い脚で、歩くのでしょう。

そして、37歳芸人のとりとめのない日常はとりあえずまだ続くのでした。

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