芋出し画像

🐈 連茉小説図曞通員 垃斜真理子の日蚘 13

13、

「じゃあ掛けるね掛けるね゚ヘヘ 」

電話を構える先生。凄く楜しそう。わたし、凄く䞍安。だっお、䜕か脈絡みたいなものがないのです。䜕でわたしが柏原先生に䜕を曞いたらいいのかをくり先生が聞くのか それずもいきなり電話を枡されるのかな だずしたら䜕かお返事を考えおないずいけたせん。䜕でわたし、苛々ず䞍安でパンケヌキを小さく现かく切り続けたした。

「あヌ圩子さヌんわたしでヌすむェむ」

『あら 銙ちゃん』

あ 電話挏れの声でしたけれど これが、この声が、あの柏原圩子の声ずおも䞍思議な感芚でした 今をずきめく倧ベストセラヌ䜜家様の 声。印象、ずおも穏やかな声でした。

「圩子さヌん今お暇」

な、䜕ずたあ 自由にも皋があるっお 銙さん

『えっ今䜕、銙ちゃんは䜕やっおるの』

あら 匷豪の瀬山くりに察しお、非垞に萜ち着いお返答なさいたした、柏原先生。

「えヌ゚ヘヘ、今ヌ今ねヌ」

くり先生、わたしをすっごく嫌らしい目で芋たした。わたし、すぐ目を萜ずしおパンケヌキを芋぀めたした。

「圩子さんに䌚いたいっお人ず䌚っおるんだよヌでね、今おや぀食べおんの、倖でねヌ今から圩子さんち行っおもいい」

酷い 人の事などお構い無しどういう育おられ方したのかしら埡䞡芪からもう

『ええ今日今日はちょっず難しいわ。䜕わたしに䌚いたい人どなたかしらわたしもちょっずねぇ、今曞き物でこん詰めおるのよ。だからたずもにお盞手出来るかしらねえ、銙ちゃん。あなたはこの頃どうなの』

あれよくくり先生ずたずもにお話し出来るなぁ 

「えヌこの頃ですかヌそりゃあもう、゚ヘヘ、食べお歌っお螊っおの繰り返しヌだっおだっおだっおヌ、人間結局それしかないじゃないですかヌねねねそヌ思いたせん圩子さんだっおさヌ、そんな事しおなかったら人生぀たんないんだよヌねヌだからさだからさ、食べ物のお話お話最近さヌ焌き魚が矎味しいのヌねヌ焌き魚圩子さん、どうどう焌き魚焌き魚ヌ焌き魚ず癜いご飯があれば日本人、いっ぀でも幞せなんだよヌね垃斜さんあそうそう圩子さん圩子さんに䌚わせたい人っお垃斜さんっおいうのずっおもね、静かな人なんだけどヌ、䜕だかずっおも䞍思議な雰囲気があっおね、そうそう䜕かねヌ あんこうの鍋のスヌプみたいな雰囲気なんだよヌ」

あああんこう⁈せ じゃなかった、くり先生それっおすっごく倱瀌ですこのっおわたし、パンケヌキのカケラ、フォヌクで音立おお刺したしたもう

「わダバダバ怒っちゃったたヌた怒らせちゃったよヌ助けおヌ圩子さヌんわたし、いヌっ぀もこうダメダメなんだけど治んないんだよヌ助けおヌ圩子さヌんはい、垃斜さん」

っおいきなりわたしに電話枡すくり先生この人、本圓におかしいっお同時にわたし手を暪に振った、バタバタずだ、だだだっおいきなりわたし、柏原圩子先生ず話す蚳⁈しかも䌚話の脈絡が 

「 早く出るんだよヌ 」

ヒ゜ヒ゜声のくり先生。もう いいや。

『あらたあ 銙ちゃん、あなたっお䜕でそんなに萜ち着きないのかしらちょっずちょっず䜕どなたずわたし、お話するのかしら』

電話受け取るたでにそう戞惑った柏原先生の声が。わたし、ほんっ ずうに申し蚳なく思っおたした。

「すみたせん、わたし、垃斜ずいう者です。わたし、䜕ずいうか 䜕だか䜙りにも突然過ぎお その、わたし、今日初めおくり先生ずお䌚いしおお話しおいたす。それでその、わたし、その、話のな、成り行きいえごめんなさいその、わたしにも䜕で今お電話でこうしお柏原先生ずお話出来おいるのか刀らないのです」

䞀杯䞀杯。でもわたし、人生で初めお挢字通り、䞀杯䞀杯っお気持ち、䜓隓したした。本圓くり先生、じゃなかった、銙さんのお陰で銙さんの顔みたらニコニコしお。䜕か、自分で良い事したっお思っおたすこのお顔は絶察

✍フォロヌずいう支持、支揎はずおもありがたい。曎なる高みを目指しお『レノェむナ』をクリ゚むティブな文芞誌に育おお行きたい。🚬