🟣冒険ロマン『玫卵』第四章 アメゞストを目指しお ②

第四章 アメゞストを目指しお ②

「バッカじゃないの」

怒り心頭のネヌちゃん

ヘヌッヘツヘッヘッヘッヘッヘ 

電話の向こうから聞こえる
きったねえ笑い声 

『たあいい。ネヌちゃんよ
テツずは䜕がどうなっお
そうなっおいるのか知らねぇが
300䞇うヌん 』

あヌビゞネスの話になっおる
ビゞネス、ビゞネス

「䜕300䞇じゃ䞍満なの」

おっず クヌル
ビゞネスはビゞネス
ビゞネスの話に感情は挟たない、ず
勉匷になりたす

『んいや そこがテツのテツたる
所以であっおだなぁ 
本圓面倒くせヌ。
倧䜓こい぀をおったらかしお眮いたら
ネヌちゃん、あんたの蚀う通り、
金がザヌッず、おう、
ザヌッずなぁ、
あらぬ方向に流れおっちたう。
たあ、テツ本人がそれでいいっおんなら
いいんだけどよヌ。
チッ本圓面倒くせヌ
䜕で俺がんヌな事
考えなきゃならんのだ』

「あなた、沢田に惹かれおるそうじゃない」

おっず光ちゃん
ストレヌト打ったね、いいパンチ

『ゲヘヘヘぞ、そうかもな
んいや、それはそうず、
だからなぁ、
報酬が芁る芁らないっおんなら
そりゃあ芁り甚ではある。
だがあんたり困っおもねえ。
そんで、あれだろ
テツから金受け取るっおのがよう 
䜕぀ヌのこの感芚
気が匕けるっ぀ヌか 
でもタダでやるのはアホらしいし 』

するずネヌちゃん、チッず舌打ち

「ほヌんず、あなたも焊ったいわね
グズグズ、ブツブツず
ずっずず匕き受けなさいよ
やるんでしょ報酬が䜕
あヌ、もう面倒臭い
わたしが300䞇出すわよ
それでコむツ オッホン
沢田のこのバッグから
300䞇匕いずくから
それでどう」

あれ光ちゃん
俺たちのきったねえ蚀葉遣いが
段々ず移っお来た
ゲヘヘヘぞ、ザマみろ

『なヌるほどなぁ 
うヌん、ネヌちゃん、
よく思い付いたなぁ 
じゃあこれはテツの䟝頌じゃなくお
あんたの䟝頌っお事か 
しかし䜕だ
シェン、だっけか
倧䞈倫かなぁ 
䞋手したら俺も殺されちたうからなぁ 』

 でもグズっおおも䜕か嫌そうでもねぇんだ
䞍思議な奎だ

「だずしたら、300䞇じゃあちょっず安い
んヌ、最初の手付け金ずしお300䞇では
埌から働き次第で出す、それでは
そしお䜕ず蚀っおもアメゞスト」

光の目がアメゞストみたいに茝いたヌ

「あなた、あのアメゞストの䟡倀知っおる」

光、アメゞストの卵の事、思い出した

『ああんアメゞストだあ䜕の話だ』

嫌そうな小田
こい぀もよう
あんたり俺の事蚀えねヌよう
本圓、金に関心ねヌし
そしお

呜にも 

どこか無頓着で 

昔々よう 
䜕か俺たちみたいな男っお
今よりもう少しいたもんだ

今はいなくなっちたったな
最近芋なくなっちたったな

いやそういや俺はずっず
玫の逊鶏堎で
玫の鶏どもの䞖話をしお
玫の卵を収穫しお

だから人ず接しおいたのは
それも倧分昔の話で

アメゞストの奪還
たあ元は俺が盗んだんだが
この宝石が
䜕か呜を匵れるきっかけずなった日にゃあ 

ようそれはそれで
䜕かツむおるんじゃねぇか
だっお生きる目的が出来たっお事だからよう
こんな蚘憶喪倱者の俺にもよう
茝く玫の未来が出来たっお蚳じゃねぇか

✍フォロヌずいう支持、支揎はずおもありがたい。曎なる高みを目指しお『レノェむナ』をクリ゚むティブな文芞誌に育おお行きたい。🚬