マガジンのカバー画像

✍小説家のデッサン

16
✍小説を書く道を選んだ編集者のポートレート。現在『三島由紀夫 二元物語』で連載。※📌R5 12/4 『〜二元論』から『二元物語』に改題。評論なのか物語なのか、あやふやな幻惑性を求…
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

🦎『蜥蜴どもの晩餐』/劇団コメディ・ジャポネーズ

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

🎭小説家のデッサン : 三島由紀夫 二元論 第三章

第三章 改めて、初めに 数勘定、上げたら切りのない由紀夫さんの作品群。その中でも取り分け…

🦎CM『蜥蜴どもの晩餐』劇団コメディ・ジャポネーズ(🎙️映画のCMトレーラー風)

🎙️この段がTwitterで最もインプレッション引いていますので、映画のCMトレーラー風に宣伝用…

🎭小説家のデッサン : 三島由紀夫二元論 第一部 二元物語

三島由紀夫 二元論 評論なのか物語なのか、あやふやな幻惑性を求めて 第一部 二元物語 1…

寺山修司考察〜廃校舎の実験室

小説家のデッサン:太宰治から村上春樹及び現代までの総論 寺山修司考察〜廃校舎の実験室寺山…

300〜
割引あり

現象論としての村上春樹

現象論としての村上春樹 太宰治から現代までの文学及び文化についての総論を始めたい。まず最…

300〜
割引あり

夏目漱石『こころ』 書評

夏目漱石『こころ』書評 日本文学上、重要である『こころ』について連載分を纏めた。以下。尚、連弾で細かくタイトに刻んで行ったので、大変荒い。こういうのは丁寧にやらないと…国文学者が羨ましい。 文部省はまだ国語の教科書で抜粋文掲載しているのか?止めた方が良い。あれを読ませる事は子供にとって何も良い影響をもたらさない。 “先生"の友人Kの自殺、"先生"の自殺、これが非常に曖昧だ。友人Kの遺書は字面だけ読むと小綺麗な悲恋なんだが、友人の思いを寄せる相手に片想いしただけで自殺を選

✍️小説家のデッサン〜太宰治から村上春樹及び現代までの総論 序文

太宰治から現代までの総論 一、 太宰治から現代までの文学及び文化についての総論を始めたい…

✍小説家のデッサン:芥川の主要な作品はもう語ったので、後の作品に関してはその腕前に感嘆したという思い出のみだ。故に次に進む。第三の文学的邂逅は、夏目漱石だった。しかし、夏目文学の体験で鮮烈な物は残っていない。次回、一口書評を。

✍小説家のデッサン:『杜子春』の読書体験の後、貪る様に芥川作品を読み漁った。決定的だったのは、『羅生門』。思春期で人生に絶望していた。『羅生門』の主人公と自分が重なった。極限状況なら善悪の判断などない、生きる為に悪行を為して朝靄の中消え去る、カタルシス体験だった。

✍小説家のデッサン:芥川の『杜子春』を理解出来たのは小学生高学年になった時。何故か、幼少期に読んで判らなかったこの物語を開いてみる気になった。読み終えた後に作家の真意を理解出来た、あの実感を忘れる事はない。

✍小説家のデッサン4、芥川の小説で初めて読んだ作品は『杜子春』だった。まだとても幼かったから面白くもなかったし、理解も出来なかった。

✍小説家のデッサン 4:思春期を迎えた、まさに人生の春に、芥川龍之介の本に出会った。これが決定的だった。※追記:ここから多分、長くなる。歴史の話ももっと書きたいんだ !

✍小説家のデッサン 3、子供の頃、テレビで川本喜八郎の『人形劇 三国志』の再放送がやってて凄く良かった。だから、本で『三国志』を読んでみたくなった。クリエイター達のリレーのバトンだな…それを子供心に掴んだ。