25.Geneva(ジュネーブ)の観光スポットで(その3:ショー・ウィンドウにはおねえさんたちだけでなく…)
ある時、顧客と一緒で、ちょっと良い夕食をということでホテルでお勧めのレストランでフォンデュを食べました。
そこはクリントン元大統領も来店したこともあるそうで写真が飾られていました。
その時食べたフォンデュは2種類。
日本のそれとはかなり違いますが、まあ鍋料理の一種ですね。
一番有名なのはチーズフォンデュで、白ワインと一緒に温められてとけたチーズに細かく切ったパンを絡めて食べます。
これは日本でも食べたことがあったのですが、
もう一つは初めて食べたオイルフォンデュ。
赤身のお肉のスライスを鍋のオイルに浸して食べるのですが、意外にあっさりしていて赤ワインと相性が良く、ちょっと飲みすぎてしまいました。
最後にみんなデザートを頼んだので、ボクもコーヒーと一緒にあまり甘くなさそうなのを選んでみたのですが(甘いのは嫌いではないんですが、時々物凄く甘いのもがあるので)、やっぱりすごく甘かったと言うと、隣でカルネに炙ったブランデーをかけていた平野レミ似のおかあさんから、
“Dessert should be sweet.“
(デザートってのは甘いもんなのよ。)
と言われてしまいました。
日本の感覚からするとちょっと驚くことの一つに、レストランでのお水は有料だということがあります。
最近では日本でもコンビニなどで水を買うことは当たり前になりましたが、まだレストランではあまりお水が有料ということは無いですよね。
でも海外で食事をする場合はお水も有料で、
“Still or sparking ?“若しくは “with gas or non gas ?”
と炭酸入りかどうかを訊かれてボトルで出てきます。
お店で飲み物を買う場合でも、カルフールとかのスーパーマーケットだとビールの方が水より安かったりします。
その後ホテルに戻る途中、いつもより一本手前の道を入ったら、なんとホテルの裏手の一角は3-4件ほどいわゆる飾り窓が固まっている場所だったのでした。
今まで何度も泊まっているのにすぐそばにそんな特殊な場所があるなんて全く知りませなんだ。
ショー・ウィンドウの内側から手招きするお姉さんたちに見とれている連れのお客さん数名を、万一フラフラと店の中に入っていったりしない様に監視しつつ、適当なところでホテルの方に戻るよう促していて、ふと一番年長の社長が見当たりません。
「まさか中に入っちゃったんじゃあ」と一瞬アセったのですが、別の建物の前の写真を見ているのを見つけたので近寄ると、そこには“Perfect gentlemen”という看板とマッチョな方々が思い思いのポーズでオサマっている写真の数々。
「いやぁ、面白いとこだねぇ。」という社長たちを連れてホテルに戻り、「この後は自己責任でお願いします」といって別れたんですが、まあ結局は皆さんもオトなしく部屋に戻られた様で。
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