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25.Geneva(ジュネーブ)の観光スポットで(その2:街で見かけた色々な乗り物)

レマン湖には色々な種類の船遊覧船があり、最初に乗ったものは中でも大型のもので、ローザンヌからジュネーブまでは対岸のエビアンなどを幾つかの町に寄港します。
 
その時は丁度夕方だったので、我々のような観光客だけでなくかなりの数の地元の人が乗り降りしていました。
 
季節は初夏でデッキにいるととても気持ちが良く、我々と同じようにバックパックを背負っていたアメリカの人から
“Breeze is nice.”
(そよ風が気持ちいいね)
と声をかけられ、何だか同じような話が沢木耕太郎の深夜特急にあったなあ、と思ったことを覚えています。
 
一番小さいものでは噴水のそばを通って向こう岸まで、5分程度の遊覧船もあり、これはほぼ観光客しか乗りません。
一度だけ、夕刻にスーツ姿でアタッシュケースを持った人が乗っていたのを見かけました。
降りた先の住宅街に消えていったので、恐らく市内への通勤に日常的に使っているヒトもいるのでした。

遊覧船から見た対岸


町の中では意外なものにお目にかかることもあります。
 
その時泊まっていたホテルのそばの路上で見たのは初代HONDA CITY。
多分40年くらい前の車ですねぇ。
まあ、日本車が優秀なことの証明でもあるとは思いますが。

路上駐車してた初代HONDA CITY


ジュネーブもヨーロッパの他の町と同様にトラムが走っていますが、その送電線を使ってトロリーバスも走っています。
 
トロリーバスって、日本では免許を取る時に教習所の教科書で見ただけで、本物は以前一度北京で見たことがあるのですが、ここジュネーブでは何と3連のトロリーバスが走っていました。

3連のトロリーバス

買い物に出かけた時に旧市街で見かけたのですが、
トラムやバスが頻繁に通るのに、結構多くの人が通りを横切るので、日本人の感覚からするとちょっと危ない感じもしましたけど。
 
その時の買い物では、知り合いに教えてもらった日本には出店していないチョコレートのお店に行き、丁度クリスマス前だったのでトナカイさんのチョコを娘へのお土産に。

その数年前にウサギの形のチョコをあげたときは、
「嬉しいけど…。かあいすぎて、食べられないよ。😢」
と言って、しばらく手を付けられずにいたのですが、これをあげたときはもう高校生になっており、
「バンドのみんなと食べたよ。ワタシは一番最初にツノとアタマをカジった!」そうです。

お土産のチョコのトナカイさん。
この後娘とその一味にカジられるコトになる運命だとはまだ知らないケナゲなまなざし


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