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中世の塔の数々が美しい世界遺産シギショアラ

前回はルーマニアのトランシルバニア地方にあるブラショフでした。

ブラショフからは電車で3時間半ほどかけてシギショアラへ向かいます。

シギショアラはドイツから移住してきたトランシルバニア・ザクセン人が12世紀以降に築いた中世の城塞都市で、その歴史地区が世界遺産に登録されています。その美しい街並みから「ルーマニアの宝石」と呼ばれているそう。

鉄道駅から歩いてくると小高い丘に無数の塔。ここが歴史地区です。

丘の下も素晴らしいカラフルな建物が並びます。

歴史地区の丘を登っていくと現れた中世の立派な塔。

丘の上の要塞には合わせて10もの塔があり、こちらにも。

そしてこちらも。

13世紀に建てられたメインの時計塔は高さ64メートルに及び特に素晴らしいです。

時計塔の下をくぐると歴史を感じます。

丘の上から眺めた新市街。新市街と言っても結構古い建物も。

丘の天辺の教会へと続く屋根付きの階段。

結構長く、なかなか情緒があります。

要塞内はツアーグループなどもちらほらいて観光客がほとんどでしたが、小さな旧市街なので短い時間過ごして次の観光地に行くことが多いらしく、夕方以降はひっそり。

旧市街には吸血鬼ドラキュラのモデルとなったヴラド3世の生家があり、何件かドラキュラにちなんだお店がありました。写真にドラキュラが写っているレストラン。

こちらはお化け屋敷でしょうか。

ドラキュラの舞台とされるヴラド3世が居住していたブラン城は前回お伝えしています。

要塞内は小ぶりな建物が多く、キュート。

朝はひっそりとしています。

丘の上の教会も見事。

坂の町にはやはりネコがつきものです。

観光客がいようともお構いなし。

こちらにも。

丘の上の歴史地区はかなり小さいエリアで1時間くらいあればぐるっと観光できる感じですが、そんな小さなエリアに10もの塔があるのは圧巻でした。

次回は同じくトランシルバニア地方のシビウに向かいます。

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