見出し画像

チャウシェスクも住んだブカレストの高級住宅地をのんびりと散策

ブカレストに着いたらこの旅行一番の暑さで35度続きでした。本当はスパに行きたかったのですが、暑すぎて断念。市内北の方に韓国料理を食べに行くことにして、そこから散歩をすることにしました。

旅の最後の方はアジア飯が恋しくなりましたが、スペインより物価の安い東欧でも日本食はどこもスペインかそれ以上のお値段!となると中華や韓国料理がお手頃なので、市の北の方にあるDamiという韓国料理店に行きました。

バンチャン三種。

ブルゴギ。

ヤンニョムチキン。

さすが首都にあるお店だけあって美味しかったです。

韓国料理店からは北に向けて歩いていきました。

緑生い茂る閑静な住宅街を歩いていきます。

途中、独裁者チャウシェスクの邸宅がありました。休館日だったので見学しませんでしたが、贅沢づくしだったと言われる割には外観は地味です。高級住宅街で他にも大きな家があるので、一国の独裁者の邸宅としては小さくてびっくり。それでも80室にも及ぶ部屋があるそう。

議事堂宮殿が完成する前に処刑されてしまったので、結局巨大な宮殿に住むことはなく、この家がチャウシェスク夫婦の最後の邸宅となりました。彼らの邸宅となるはずだった議事堂宮殿についてはこちら。

プールや金細工が眩いモザイク画、数々のシャンデリア、映画上映室、核シェルター、孔雀が歩く庭などがあり豪華な内装だそうですが、やはり独裁者の割には慎ましかったと思う市民も多いよう。BBCが2016年に始まった邸宅の一般公開の様子を報道しています。

チャウシェスクの邸宅からすぐのところにRegele Mihai I al României公園という大きな公園があります。湖がありのんびりとした雰囲気です。

日本庭園があったので覗いて見ました。

橋らしきものがあるものの草がボウボウで手入れがされていませんでした。

池も水が少しに張っているものの虚しい
姿で残念でした。

公園内にはマイケル・ジャクソンの死を尊ぶ碑がありました。「ブカレスト」を間違えて「ブタペスト」と叫んでしまってもルーマニアには熱狂的なファンが多かったよう。キャンドルや花のお供えがたくさん。

最後は凱旋門まで出てきました。パリの凱旋門には及びませんがなかなか立派です。

かなりの暑さだったのでここからバスに乗って宿泊先まで。もう少し色々見て回りたかったですが、お天気には勝てませんでした。

次回はブカレストからドラキュラで有名なトランシルバニア地方のブラショフに向かいます。

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?