自分の特性について

「隙あらば自分語り」

私のコミュニケーションの取り方は昔はこれが当たり前で

自分が話す、これだけでコミュニケーション取れていたというのをこの何年か前まで思っていました。

自分の中では当たり前のことが世間では当たり前ではなかったことが学生生活を終えてから約四年で分かってきたのです。

私はADHDのグレーゾーンとASDの多少の特性があり、去年障がい者職業センターで訓練を行って多くの特性を知ることができました。今回はその特性をより具体的に説明したいと思います。

・ワーキングメモリーが短い

これは言葉の通り短期記憶能力が非常に低いことです。仕事で複数の指示を出します。この複数の指示で特に重要な内容を重点的に覚えて他の内容が頭から消えていたり忘れることが多いです。作業後に忘れたことで「指示と違うことを何故している」や、「俺言ったよな?何してとんねん」とお叱りを受けることが多いです。メモできたら問題ないのですが、今している肉体労働ではメモは無理ですので確認で聞き直すなどの対策は立てているのですがまだ完全ではないですね・・・・

・方向音痴(空間認知的要素)

物を探したりしている時によく指さしで「あそこにある」と言われ、「あそこってどのことを言ってます?」と聞くと「そこ!」と返事が来て余計分からなくなります。建物内で部屋の説明で「そこの扉を出て左にまっすぐ進んで右に曲がって・・・」という説明をされるとほぼ迷い、「まっすぐとは具体的にどのくらいの距離で分かりやすい標識や目印は何かあるのか」と基準がないとたどり着けないことが今も多いです。

これはASDの特性の1つとのことです。

・レスポンスの時間差

これは仕事で指示があった際の内容に私の頭の中でその言葉を理解する速度が遅く、行動しても完璧に理解するまで時間を要します。相手の言っている意味が事後でやっと理解することも私生活でもしばしばです。こういう時、つくづく自分は頭がおかしくて呑み込みが悪い人間だと悲観的になります。


・並行作業の難しさ(マルチタスク)

並行して複数の動作をするのが苦手で実際行うと非常に速度が落ちて自分でも訳が分からなくなります。なら一つずつ終えてから行っていこうとすると次する作業が頭から飛んで忘れたり、一つの作業に過集中し時間を忘れて一つの作業を行っていたという事も多いです。

・不注意性

文章や作業の確認を行っても見落としがあり、目の前の作業を慎重に行って慣れてくると不意にミスをすることが多いです。これは集中して確認を行っても誰かが確認をすると間違いが見つけて「見落としてるのに何を確認したとほざくねん」「よく見ろ言うてるのに同じこと何回言わすんや」と言われることもありました。これつい最近です。

・人の声の聴き取りずらさ

私は色んな音を多く聞き取るので会話をしていても声が周りの音と一緒になって100%聞こえないことが多いです。なのでもう一度聞き直すことが多く、人によってはイラっとして言い直す方もいらっしゃいます。近くで雑音があると会話が「何かを言っているのは分かるが、具体的に何を言っているのかは分からない」という事が多々あります。

・視野の狭さ

普段の生活で見る視界の視野が普段の人なら普通に周りを見渡せれるのですが、私は望遠鏡を覗きながら見渡しているくらい狭く「木を見て森を見ず」という状態です。なので今の仕事だと周りを見てぶつからないように運べと言われると見渡すのが大変です。逆にメリットは視野が狭過ぎるが故に気づいた箇所のより細かい部分まで目が行き、深くまで物事を追求するという所があります。


以上が私の特性をまとめたものです。

正直理解できない、分かりづらい説明があるかもしれませんが簡単に言えば世間の健常者より変わったところがあると思っていただければと思います。

これらが合致して合う仕事に巡り合えればいいのですが見つかるのでしょうか?

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