Underdog Capitalist

読書の簡単なまとめと自分の感想や、気になった領域の調べたものの取りまとめ

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最近の記事

読書メモ: なぜ弱さを見せ合える組織が強いのか

どんな本?? 社員が自分の弱さを内省し、お互いがお互いの成長にコミットする組織が強い!という論拠の本。ブリッジウォータアソシエーツの話が読みたくて買ったが思いのほかよかった。心理的安全性にも繋がる本。 とはいえ、日本の企業でこれをいきなり打ち込むとすごい不協和音が生じるような気もする DDO(発達指向型組織)とは? 個々人の内面的な成長に重きを置き「エッジ(それぞれの限界値や弱み)」を共有し成長に皆がコミットメントするための仕組み「グルーブ」をゆうし、それが文化・カルチ

    • 読書メモ: 構造が成果を創る

      どんな本?? キーエンス出身の著者が、付加価値を軸に大切なセールスとプロダクト企画、開発と一気通貫での企業の構造をどう作っていくかについて論じた本。 「構造が挙動を作り、挙動が成果をつくる」という考え方は、非常にしっくりきた。別記事に記載したバフェットにも通ずる考え方であると感じる。 昨今のSaaSのような低金利での調達が前提となっているビジネスとは対極をいく考え方であると感じ、今の市況かでのアンチテーゼとして読むべき本であると感じた。 なぜ構造が大事か?? 構造が挙動

      • 読書メモ:バフェットの経営術

        何の本?? ウォーレンバフェットの上場株の投資ではなく、買収した会社のマネージメントに焦点を当てた数少ない本。非常に学びが多くいかに、数少ないプリンシプルで組織を動かを考え抜いているのが印象的。 人の行動原理をよく理解し、少しの後押しと方向づけで買収先が動いている様はおおよそ合気道の達人の技を見ているような錯覚に陥る。 メンタルモデルの構築 バラバラの事実を自分なりに考えて紐づけようと思っても無駄。事実は理論に基づいて枠組みに当てはめて初めて見えてくる その当てはめ方

        • 読書メモ: インサイドボックス〜究極の創造的思考法〜

          何の本?: 大手企業を中心にすでに現業を持つ企業がいかにイノベーションを起こし、次の成長の柱を作っていくかについて。頭の使い方としてイノベーションの方向性は6つほどに大別しそれぞれのポイントについて論じられている。想定される読者はすでに現場を持つ大企業の新規事業担当や経営者が想定されるが、既存の業界慣習を打破することを目的とするスタートアップにも示唆深いと思われる。 手法1:引く(削ぎ落とす) 対象やサービスを要素ごとに分解する その中で、一見、そのサービスや商品の提

        読書メモ: なぜ弱さを見せ合える組織が強いのか