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作り手の想いを受け取り、使うこと。-アンダーアーマー-

ご無沙汰しております。先日またアンダーアーマー 2020FWの展示会に有明まで行ってまいりました。

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展示会というのは販売店舗などがメーカーに出向き、来年の商品どれを販売しようかなとか、どのくらいの数があれば自分たちのお客様に過不足なく提供できるかを見定める、予約会のようなものです。

その何日かには全国からいわゆるバイヤーと呼ばれる方が集まります。

どういった商品を見ているか、どういった話をしているか、何人で来ているか、そんな服装なのかでそのお店のアンダーアーマーに対する熱量がわかります。無駄な特技です。

もう一つ、長く参加している特典は、メーカー側のスタッフと人脈ができてくるところです。今回もいいお話が聞けましたのでご紹介していこうと思います。

UAのウエストバッグって日常使いにはでかい?

前回の投稿で取り上げたウエストバッグ。非常に大きく、ウエストバッグと、メッセンジャーバッグの中間くらいの大きさかなと思います。

前回のこの記事で概要はお伝えしておりますので一度ご参照下さい。

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当店スタッフ166cmでこれくらい。中学生のお子様がいらっしゃる方は、お子様が背負ったときの大きさがイメージしやすいかなと思います。

大きさ的には2Lのペットボトルが入るくらいの大容量。

ものを入れるスペースは大変広く、仕切りもないのでものをがっさがっさ入れるのには本当に優秀です。自分でも使っていたのですが、自分には容量が多すぎて持て余すことも。ただ、ふとした買い物やいただきものをがさっと入れられたたとき、これじゃなきゃ入れられなかったなと、大きな存在意義を感じました。

ただ、でてきた拭えぬ感情。

ちとでかくね?

制作担当者に聞いてみた

展示会時、バッグコーナーに知った顔のスタッフが。

諸々新商品についてうかがったあと、ふと

そういえばウエストバッグってちとでかくないですか?

と聞いてみました。

すると、そのスタッフがウエストバッグの制作担当者だったのです。

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私:日常使いにはデカイのですが、どんなとき想定して作ったんですか?

担:最近ファストジムなどが流行っていて、大きな荷物を持たず、そのままの服装で行き帰りをして、シューズとTシャツ、プロテインなどの荷物でジムに行く方を想定していました。シューズもそのまま入りますし、小物もスマホやペンを収納できるスペースもあります。一つ便利なのは内側サイドに付いているこのゴムバンドです。ここにはプロテインパウダーを入れたシェイカーを入れておけば、バッグの中で立つのでパウダーをぶちまけてしまう心配はありません。

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私:確かに。その状況で使うことを考えると全く大きく感じませんね。

担:そうなんです。企画、作成したときも、そういった狙いをお伝えするのが難しいなと感じていました。

私が感じたのは、アンダーアーマーというブランドでウエストバッグを作る意義を強く意識されているなと。

マンハッタンポーテージでもない、フライタークでもない。

当然ですが、アンダーアーマーがウエストバッグを作るからには何が求められているかということを具現化した結果だと。

作り手の想いを伝えるのも感じるのも難しい


今回販売店としても実の使用者としても、作り手の意図を慮ることの難しさを感じました。

ただただデカイウエストバッグと伝えるのはどこの販売店でもできると思います。もちろんそれもできていないお店があることはこれをお読みの方が一番おわかりだと思います。

こういった作り手の想いも感じて使うことで商品への愛着やぬくもりを感じられるようになるのではないでしょうか。

私達は販売者として、また私自身は商品の使用者としても作り手の思いだったり、使い手としての感想をもっと積極的に発信していこうと思います。

メーカーの商品説明より、購入者のレビューを優先してみてしまう私にとって個人の意見というのは大変貴重な参考資料ですし、レビューに助けられた方も多いのではないでしょうか。共感された方はスキを押して行って下さい。

今後はサークルなども作成し情報共有仲間も作れればと思います。

ではまた次回。

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