奈良クラブサポーターから見た奈良クラブサポーター問題
まず、奈良クラブサポーター問題とは何か?
それは「対立」です。
人が集まれば対立なんてものはそこらで発生しては終息するものなので気にしていませんでしたが、私の知る限りこの対立は水増し問題が騒がれる以前から続いおり、最近では「体制派と反体制派の対立」みたいな言われ方をしています。
そんな長きにわたる対立ですが、私としてはどちら側でどのような決着をしても「そうなのね」と結果を受け入れるだけです。
多分ですが、私のように個人で応援されているサポーターさんや新規サポーターさんも、同じようにどんな決着であっても受け入れると思います。
それはなぜか
そもそもに「体制派と反体制派の対立」なんてものはなく
どちら側も
「奈良クラブがより良いクラブになって欲しい」
この一念だからです。
私は想像するのです。
もし、この対立がなければ『水増し問題を認識した奈良クラブサポーターが一丸となってクラブを追及し再生させた別な未来があったのではないか』
もし、この対立がなければ『一丸となって応援する奈良クラブサポーターの姿を見て新規サポーターさんたちが今以上にスタジアムにやってくる未来があるのではないか』
と言われても、ここまで長引いており、「体制派vs反体制派」みたいな騒がれ方にまで発展しているのですから、お互いに相手のことを受けれがたい状況でしょう。
私もサポーター同士の最初の対立とその時の決着は噂レベルですが耳にしたことがあります。そして、その時に敗北した側を根絶やしにするような処分が敗北側にとって受け入れがたい罰として根深く残り、また新たな対立として「体制派vs反体制派」という姿になっているのだろうと推察しています。
罰とは「与える側だけではなく受ける側も納得しないと、納得していない過剰分は与えた側に返ってくる」ものなのです。
そのような状況ですので、早期の対立解消は難しいかもしれません。
それに「体制派vs反体制派」とか言われているくらいなので、きっかけは奈良クラブなのでしょう。
だけど
今の奈良クラブと何の関係もないですよね。
今の奈良クラブを応援している人たちに何の関係もないですよね。
だったら、せめて、奈良クラブを挟んで相対するときは、お互いに対立の心を持たず、作らず、持ち込ませずにしていただけないでしょうか。
反目し合っていても奈良クラブを見る時は同じ方向を見ています。
仲間になれとは言いません。手を取り合えとも言いません。
せめて、奈良クラブの方向を見る時くらいはお互いに目を合わせ会釈できるくらいの仲になるように歩み寄って欲しいです。
対立されている方たちが古くから熱心に奈良クラブの応援を支えてきたことは誰もが認めるところです。
そして、そんなサポーターの方たちと交流したいと思う人も多いでしょう。
ですが現状ではできません。
交流することで対立のどちらかに立たされるのは本意ではないからです。
新規サポーターがどちらにも立たされることのないように、また、奈良クラブサポーター全員が楽しく交流できる雰囲気を作っていただけるように、古くから応援を支えてこられたサポーターたちの対話と今後の行動に、勝手ながら期待しております。
最後になりましたが、私はこの対立を知ってから奈良クラブサポーターとしてのリアルでの交流を避けており、またSNSでもミュートやブロックを駆使して奈良クラブサポーターとの交流を避けているどころか、フォローされても「この人は敵になるかも?」などと疑心暗鬼でフォローを返すこともしておらず、また、フォローしてもすぐにフォローを外したりしています。
なぜなら
「対立があるということは否が応でも対立に巻き込まれ、知らないうちに攻撃されたり、批判されるかもしれない」との恐怖を感じているからです。
奈良クラブサポーターを名乗る私がこのような想いから交流を避けてしまっている個人的な危機感からこの記事を書きました。
「奈良クラブがより良いクラブになって欲しい」
奈良クラブサポーター皆さんのこの気持ちを信じます。
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