pros and cons
大きな愛を持った羊飼いの彼女は
赤い愛だけでなく白い愛も大きく
狼の皮を被った羊をも
彼女の前ではただの羊になり
取り繕うことなく優しくなっていた
愛には様々な種類があっていい。聖母のような愛を与えてあげることも時には必要で、自己犠牲だと思ったことはなかった。さまざまな場所を一緒に歩いた。日本の色んな景色を横で眺めた。周りの人はみな、怪しむことなく私たちをみている。私が横に居る時は、肩の力を抜いているような気がして、何をされても可愛く思えた。ただそれは私にとって優しさの愛であり、不倫とかセクハラとかではない。もっと明るい2人の時間だったはずだ。それでも誰にも言わないのは誰かに理解されないとわかっているからなのかもしれない。
この時間に、だれも名前をつけてくれない
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