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三國志人物伝

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記事一覧

三國志人物伝 袁紹

後漢末期の群雄の一人 最高位は大将軍
(?〜202)
188年 中軍校尉(西園八校尉の一つ)に就任
189年 何進の暗殺を受け、宦官を皆殺しにする
190年 反董卓連合の盟主に就任
191年 韓馥に冀州牧の地位を譲り受ける
192年 界橋の戦いで公孫瓚に勝利
197年 大将軍に就任
199年 易京を陥落させ公孫瓚の勢力を滅ぼす
200年 官渡の戦いにて曹操に大敗
201年 倉亭の戦いにて再び曹操に

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三國志人物伝 皇甫嵩

後漢末期の将軍 最高位は三公の1つである太尉(?〜195)
叔父は涼州三明の一人である皇甫規。

184年 黄巾の乱の討伐 功績により左車騎将軍に任命される
185年 辺章・韓遂の反乱討伐に当たるも讒言により失脚
188年 左将軍に任命され賊の王国を討伐
190年 董卓により投獄、死刑を免れるも御史中丞に降格
192年 征西将軍・車騎将軍・太尉に昇進 後に辞任し光禄大夫・太常となる
195年 病没

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三國志人物伝 張角

太平道創始者 大賢良師(?〜184)

184年 太平道の信徒を率いて黄巾の乱を起こす。同年病没

後漢末期、中国初の民衆反乱「黄巾の乱」を起こした張本人。

于吉の弟子が順帝の時代(125〜144)に、また孫弟子が桓帝の時代(146〜168)に朝廷に献上したものの否定された「太平清領書」を手にしそれをもとに太平道を開いたとされる。
入手経路は不明。太平清領書は現存しないが、内容は道教の経典と言え

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三國志人物伝 “霊帝”劉宏

後漢第12代皇帝 劉宏(156〜189)
第3代皇帝章帝の玄孫に当たる。

168年 先代の桓帝崩御に伴い即位
171年 宋氏を皇后に立てる
175年 熹平石経の作成
178年 宋皇后死去、翌年廃位
180年 何氏を皇后に立てる
188年 西園八校尉の任命
189年 崩御

後漢末期、乱れた世に発生した民衆反乱「黄巾の乱」(184年)から始まる大半の三國志の物語の開始時点の皇帝。

皇后の兄、大将

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