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川面に溶ける河津夜桜は、地上の天の川銀河でした。

雨男の面目躍如

静岡県河津町の早咲き桜は誰でも知っている観光地ですね。あまりの人気に、休日の日中は河津町に近づくだけでも一苦労で、あまりの渋滞のひどさに途中で引き返してしまう車もあるようです。
ううむ、モッタイナイ。

そんな訳で、我が家の河津桜見物は、休みを取って平日の夜に行くことが恒例です。

今年は暖冬の影響で平年より、10日ほど早めの開花とのことでしたので、伊豆半島を南下したついでに河津へ寄ってみたのですが、当日はまさかの雨、それも風まじりの冷たい強雨

傘をさして無理すれば見物することはできますが、全身ずぶ濡れの苦行になることは明らかでしたので、ほんの少し窓を開けて、車内から数秒眺め、写真も撮らずにそそくさと撤収したのでした。

超絶満開で、なおかつライトアップされて、これ以上の景色はないのに、ひとっこひとり、誰もいない桜並木は、かわいそうを通り越して、哀れにも思えます。

とはいえ、昨年の3月にメールマガジンで取り上げていますので、画像を追加の上、河津夜桜の状況をリライトしてご紹介します。


令和5年3月のメルマガより

最近では、満開が近づく頃、河津町では桜がライトアップされ、集客の分散を図ると共に、新たな魅力を演出していると聞き、さっそく出かけてみました。

三日月、木星、金星がお出迎え

川辺の夜桜会場はLEDでライトアップされた桜並木が天の川銀河のように横たわり、宵の口の南天には三日月、木星、金星が並び、さながら天と地で織りなす宇宙の営みを観ているような、幻想的な心持ちになります。

銀河を真横から見た画像を思い起こします
川沿いに桜並木が続きます
ソメイヨシノより花の色が濃く、ボリュームがありますね
見上げれば、ナニがナニやら…
「銀河の中心もかくあらん」な風情です
水面に夜桜の影がとけて流れてゆきます

鮮やかな桜に見とれて上ばかり向いていましたが、ふと桜の根元に視線を落とすと、菜の花がひっそりと咲いているのを見つけました。

河津桜が天の川銀河だとすると
小マゼラン雲ぐらいかな?

これはけなげで可憐な風情です。
昼間見れば、また違った景色になるかもしれません。

「あなたたちも主役です。わたしはしっかり見届けましたよ!」

菜の花の控えめで力強いアピールに、圧倒的な河津桜に負けない美しさを思いがけず発見でき、その姿をもう一度自分のココロに留め置いたのでした。


最後に

この記事はみゃおんさまの記事を読んで書かせていただきました。
河津桜は八重桜とはまた違う品種のようです。
でも、花の色とボリューム感はいい勝負です😀

みゃおんさま ありがとうございます。

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