「マチネの終わりに」
おはようございます。雨が上がり、気持ちの良い朝(もう昼)です。
今日は、かねてから始めたいと思っていたReading Reviewをしようと思います。アウトプットの練習になれば、と思っているのですが、本好きの方やそうでない方も、ぜひお付き合いいただけると幸いです!
記念すべき、第1冊目はこちらです。
「マチネの終わりに」平野啓一郎 著
私が、この本を手に取ったのは、フランス語を勉強していたため、タイトルから「フランスに関係ある話っぽい」と思ったからです(笑)
フランス語で、
実のところ、私はこの本を読むまで、①の意味しか知りませんでした。このタイトルがどちらの意味で使われているかは、最後まで読んでからのお楽しみです。突然の語学オタク失礼いたしました。
ちなみに英語でも、
さてさて、前置きが長くなりましたが、本題の本の内容に入ります。
summary
my review
ザ・大人の恋愛小説!!!
歴史や国境をまたいで、壮大な世界観で繰り広げられるラブストーリーです。
国際問題、芸術、家族、命や人生について、二人の大人の交錯する思いが切ない作品。途中、感情移入しすぎて読み進められなくなった場面もありました… 出会いや運命について考えさせられる作品です。
この作品の魅力は、なんといっても「世界観」だと思います。私も、教養と知識あふれる二人の世界観に浸ってしまいました。二人の会話は、たまに難しすぎて理解できない部分もありましたが、なんとなくお洒落なことを話し合ってるのはわかりました(笑)
quote
特に印象に残った文を紹介します。
終盤の洋子の心の声です。二人の恋の行方を読み進めていくうちに、その事実を忘れてしまうほどに、三度しかあったことのない人をこれほど深く愛することができるのか、とつい私も感情的になってしまいました。
Recomended for…
大人の女性、音楽や芸術、国際問題に興味がある方に特におすすめな一冊です。
私の独断による総合評価は、⭐️⭐️⭐️⭐️/5です!
映画化もしたので、ぜひ観てみたいです。
それでは次の投稿で!See you soon!
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