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流浪の月

うなかたともうします。

今日のノートは、ブックログ。

今回取り上げる本は今年度、本屋大賞に選ばられた『流浪の月』凪良ゆう作です。

すとーりーは、幼い頃誘拐された女の子とその女の子を誘拐した犯人の2人に、焦点を当てて展開されていきます。

主人公が抱える苦悩は人に、正しく理解されないことによる息苦しさでした。

人に正しく理解される、人を正しく理解するのはとても難しいですし、もしかすると不可能なのかもしれません。

 他人に自分の価値観フィルターをかけ自分の理解したいように理解してしまうのが人なんだと改めて思う作品でした。

 2人が抱える問題とは何なのか、正常と異常はどこで線引きされるのか。

さすが、本屋大賞ということだけあって読みやすい作品でした。

 






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