留学準備の話
一年間のスペイン留学がスタートしました。
2018年末に退社し、1.2月は有休消化(つまり有休消化中に渡航する)のため、肩書きは会社員だけど1月中は実質フリーター生活。
会社員時代が激務だっただけに、急に暇になって大丈夫かな?と思ったけど準備・勉強・友だちからの壮行会などであっという間に過ぎました。
日記みたいな感覚で、どんなふうに準備して過ごしてたかを残していきます。
やったこと
ビザは昨年申請済みで受け取りのみだったけど、留学準備のその他の部分について記録します。
①携帯会社見直し
②歯医者
③国際免許取得
④マイナンバーカード
⑤年金関連整理
これは私の経験なので、「3大キャリアのスマホを使っている」「免許を持っている」「去年収入があり扶養外」「有休消化中に渡航」などが前提ですので、ご理解ください😊
①携帯会社見直し
いまのご時世、格安スマホにしてる人もたくさんいると思いますが、私はauを使っています。
長期留学の方は現地ではSIMを購入しそれを使って通信することになると思いますので、日本での通信は不要になります。
結論から言うと、私はauを休止することにしました。
選択肢としては
・スマホを解約(番号も破棄・支払ゼロ)
・格安キャリア乗り換え(番号維持・安く払う・日本でも通信できる)
・auを休止(番号維持・休止料払う)
という方法が選べました。
※現地でスマホを買う方法もありましたが使っているのがiPhoneで海外でも全く問題なさそうだったのでこれで行くことにしました。
auを休止を選んだ理由は
⑴カードや金融機関などいろんな登録をしているので番号は維持したい
⑵iPhoneの違約金?が発生してしまう
⑶格安キャリアよりau休止の方が安い
以上の3点です。
実際格安キャリアだと、月額1,200円前後のところもたくさんあり普段のauよりはかなり安いです。
しかしauの休止料金は月額400円以下だったので、どうせ通信するわけでないなら安い方がいいかなと思いました。(あくまで留学中の話なので帰国したらたぶん格安キャリアに乗り換えると思います…)
休止手続きはauショップで行いましたが、その場ですぐに通信が止められてしまうのでギリギリに行くのをお勧めします。
また、そのタイミングでSIMロック解除をしてもらうのを忘れないでください。※iPhoneは6s以降可能ですができない機種もあるようなので注意してください。
②歯医者
これはもう皆さん口を揃えて言われていることですが、特に私の海外留学保険は歯科適用外ですので絶対行こうと思ってました。
お金の問題もそうですがただでさえ歯医者が苦手なので治療ではなく、検診で行く方が心軽いですよね…。
余談ですが、会社の定期歯科検診で毎回A評価にも関わらず、留学を決めてから私は毎晩15分近く歯磨きをしていました。
が!!!
なんと虫歯が9個もありました!
7つは極軽度でしたが、1つはこのまま一年放置は危険というレベルの虫歯でした。ほんとうに歯医者行ってよかったです。もはや留学関係なく。
病状を詳しく説明するにしてもスペイン語はもちろん、英語ですら怪しいレベルですので、通いなれた歯医者に行っておくのがおすすめです。
歯は大事🦷
③国際運転免許証
私は普段ほとんど車を運転しないので自慢じゃないけど運転の腕はひどいです。
ですが、留学経験者から、いざというときのために免許証とっといた方がいいよと言われたので、取りに行くことにしました。
私は神奈川県民ですので神奈川の免許センターに行きました。平日昼間だったので発行まで15分程度だったと思います。
持ち物は
①免許証
②パスポート
③顔写真
④手数料 2350円
かなり簡単な手続きですし、即日発行です。
運転苦手!する予定なし!という人でも、とっておいてもいいのではないかと思います。
④マイナンバーカード
留学に伴う行政関係の手続きの際につくづく思うのは、マイナンバーカードがあると便利ということです。
後述する年金関連についても、マイナンバーがあると話が早いことが多いので、留学予定の方は早めに取得することをおすすめします。
マイナンバーカードを受け取るには申請から少なくとも1ヶ月以上はかかります。
どんなときに必要かというと、
私は日本学生支援機構の第1種奨学金(無利子)を受けて大学へ行き、就職後毎月奨学金を返していましたが、留学につき無職になりましたので支払い猶予を申請しました。返還猶予願の必要書類の中に、マイナンバーも含まれます。
(マイナンバーがなくても申請できますが、ある方がより簡単です)
⑤年金関連整理
年金関連については私の行なった手続きをメモします。ただし、退職時期や家族構成によってかなり違いがありますのでご参考程度に…
私の例は「会社員、1、2月有休消化、2月末退職、2月初旬渡航、独身、親同居の場合」です。
私の場合退職前に渡航というせっかちな決断をしてしまったために少し複雑になってしまいました。退職後にしかできない処理もあるので、代理人を立てづらい方は退職後渡航の方がスムーズだと思います。
⑴年金
会社で働いている間は厚生年金という年金の種類でしたが、退職後は国民年金に切り替えます。
申請は居住区の役所に申請に行くのですが、年金手帳や退職後に会社からもらえる健康保険資格喪失証明書などが必要になります。
私は有休消化中にスペインに来てしまったので、代理人申請書(HPからダウンロードできます)を記入し、母に行ってもらうことにしました。
⑵健康保険
退職に伴い、保険証を返還します。
退職する年の年収は30万円前後の予定だったので、私はひとまず親の扶養に入れてもらいました。
海外にいると日本国内の健康保険は関係ないのでは?と思っていましたが、海外での治療でも建て替え後、手続きを踏めば払い戻しがあるようです。
詳しくはこちらをご参照ください。
⑶住民税
海外移住者のみなさんおっしゃる通り、海外に出る場合住民税を節約するため、海外転出届を提出するという方法があります。
ただし、住民税は年始の1月1日の在籍住所によって支払いが決まりますので、可能であれば12月31日までに渡航するのが最善です。
私は親友の結婚式があったため2月初旬の渡航になってしまったため、日本にいないのに住民税を納めることになってしまいました。
(一年間のみの渡航なので海外転出届も出しませんでした)
⑷確定申告
2〜3月にある確定申告についても、これまでは会社がやってくれていましたが自分でやらなければいけないので簡単に記録します。
源泉徴収票や医療費明細などが必要になります。
こちらも他の項目同様、退職後に源泉徴収票が自宅に郵送されますので、自分で確定申告ができないため、母に頼みました。(全然自分でやってない…お母さんありがとう…)
結論
有休消化中に渡航すると手続きが複雑化します。代理の人にお願いする場合は、必要書類を集めておくこと、代理人申請をあらかじめ用意することが必要となります。
有休消化が二ヶ月もある自体が少しレアケースな気もしますが、個人的には退職し、諸手続きを終えてから渡航することをお勧めします。
まとめ
長くなりましたが、以上が留学に向けて行った準備です。
スペインに限らずどこの国に行く場合でも同じような心配事があると思いますので、同じ状況の方に少しでも参考になればと思います。
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