転んでも、笑いながら「助けて」と言える人が好きです

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「流れの始まり」

出会いも感情も一瞬の煌めきに魅了する 流るる川の中に砂利だらけの底に 誰かが捨てた宝石のように 宝石は差別も選別もしない 激しく川が流れようとじっと動かず 煌々と輝き続ける 誰を待つでもなく 五感のひとつを使って 過ぎ行く煌めきの残像を掴みとる それだけでいい それだけで

    • 「個性」

      太陽がのぼり世界を照らす 今日も太陽はみなに安心と活力を与える 葉っぱ達もワクワクしながら 思う存分自分の色を出す 太陽はここでの役目を終え 新たな地へのぼっていく 世界が暗くなる 色が消える出番が終わる休息をとる 次のワクワクに備えて。

      • なんでもない日々 ただの物、人、現象 角度を変えると 見え方が全然違う そいつの1番を見つけて この世に残す 映えさせるのって 実は素晴らしい事なんじゃない

        • 「吸って吐いて笑って」

          息をする必要があるのか と、ふと思う その思考もまともじゃないのか と、考えてしまう 煮えたぎったお湯の中で踊る 蕎麦を見ながら考える 蕎麦からしたら踊ってるんじゃない と、怒られるんじゃないかなんて 思いながらも笑ってる 笑ってる自分に笑う 蕎麦はゆっくりと踊りを止め静かに次は舞う この思考はどこまでも果てしなく続く気がして 考えるのを止めた、逃げと近い思考停止で。 洗う笑う、洗う笑う 喜怒哀楽がこの世にあるからいけないんだ と、大きな物に転換して 側にあるものから遠

        「流れの始まり」

        • 「個性」

        • なんでもない日々 ただの物、人、現象 角度を変えると 見え方が全然違う そいつの1番を見つけて この世に残す 映えさせるのって 実は素晴らしい事なんじゃない

        • 「吸って吐いて笑って」

          「鮒眼」

          同じ所を見つめる 目の前を人が横切る 歩く走る 見てる見てない 目が合って逸らす 1つ眼にして見つめる 目の前の人がぼやける 性別が揺れる 人ではない何かの動物 無つ眼にして見つめる 目の前の人はいない ぼけて揺れたものは 世界から消える 動物ですらない何かのもの 2つ眼にしてまた見つめる 色がある速度がある形がある 人も 動物であってものでもあった 見ても見なくてもいい 全心が緩くなる 明日は耳を閉じてみよう

          「鮒眼」

          歩いて東京から由比ヶ浜の旅

          「起」 曖昧だと思っている境界線や輪郭 第三者には細く薄くみえても 当人は太く濃く見えている 勝手な想像妄想で相手を曖昧にしない事だ 曖昧の領域は悪いものでは無い 自分だけが持っていればいい 「承」 ゴールテープをきるのが 結局何よりも気持ちいい 道中で探し物をするのではなく ゴールテープきった後で 探し物を思い出す 面白いものは目的がはっきりしている時に どこからともなく降って落ちてくる どのルートでいこうと迷わなくなる ゴールを目指して歩こう 「転」 歩いている間たま

          歩いて東京から由比ヶ浜の旅

          「接人」

          接客は仕事 客はお金 人が人で無くなる 全てはひとつで対人 日常は感覚で長く深く 時間と命を共有する人を決める 接客も同じで感覚で 客として見ずにひとりの人として 目視とは違う眼で人を見る 接客から接人になる

          「接人」

          「言葉の世界」

          いらっしゃいませ こんにちは 何名様ですか こちらの席でよろしいでしょうか 同じセリフ、同じ言葉を毎日 誰が来ても何が来ても 澱んだ音の線が口と耳を繋ぐ 空虚な言葉の世界 ギターのコードのように 指1本分違う弦を押さえる そんな感じで言葉の弦を変えていく 渡す、受ける、 次は大胆にコードを変えて、渡す 澱んだ音の世界は澄んで 心は愉悦の音を奏で 体は指揮者のように 先導しながらセッションを楽しむ 華蓮の音色でいっぱいになる 言の葉が色付き始める。

          「言葉の世界」

          「曇り人」

          また目の脇に人が現れた 振り返るとその人はいない 人が恋しいのか 違う自分に逢いたいのか 分からない 頭で作り上げているのか 心で作り上げているのか 分からない 自分は心で出来ているのか 心で自分が出来ているのか 分からない 啓発本に相手は自分の写し鏡だと 相手が自分なんだ 自分は相手なんだ 全部かもしれないでしかない 分からない みんな自分が何者なのか死ぬまで 分からない 死んでも わからない

          「曇り人」

          「氷がトケル」

          心が解ける 顔が蕩ける 体が融ける 骨が熔ける 土に溶ける 芽が出る 葉が育つ 木がそびえ立つ 巡る、堂々と 回る、延々と

          「氷がトケル」

          文字は呪力があるという本を読んだ 言葉には想いを乗せ 更なる呪力がある 言葉は酷くても 想いが愛であれば きついものにはならないのかもしれない もしもこの仮説が当たっていたら 想いというものが無くなれば 争いも少しは無くなり 皆が今大切にしている 何かも無くなるかもしれない

          文字は呪力があるという本を読んだ 言葉には想いを乗せ 更なる呪力がある 言葉は酷くても 想いが愛であれば きついものにはならないのかもしれない もしもこの仮説が当たっていたら 想いというものが無くなれば 争いも少しは無くなり 皆が今大切にしている 何かも無くなるかもしれない