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短歌

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2022年2月の記事一覧

短歌 水

短歌 水

いくつもの水平線を見たそれがひと繋がりになるとも知らず

いっせいに幸福の意味が書き変わる彼女の生まれた水曜日の朝

掬い上げられる期待は高まれば高まるほどにこの身を沈める

来世では南アルプスの山脈で磨かれて君の喉を通りたい

徐に花瓶の水を捨てる時誰のためでもない僕がいる