ちゅ、多様性。ちぇ、多動症。
みなさま2023年お疲れ様でした。
いくつか、短い推察を2023年に残して
次の年に歩を進められれば。
①人は変われる・変われない論争
よく「人は変われる」と聞く。
あるいは「人は変われない」と聞く。
個人的にはどちらも条件が不足しているため、
どっちを答えても不十分である。
正確に答えるためには
「変われる」「変われない」
「変わりたい」「変わりたくない」
の4つの象限で考えなければならないと思っている。
「変われるけど、変わりたくない」
「変わりたいけど、変われない」
そんな風に考えている人が一定数いるはずだ。
自分の胸に手を置き、
自分がどういう状況で、どうありたいのかを
今一度問うてみてもいいのではないか。
②自称晴れ男・晴れ女/雨男・雨女へ
自分の影響力を過信しないでください。
確率は収束しますので。
雨男であるというステータスを掲げたいがために、
自分が遭遇した雨天を都合よく解釈していませんか。
③メインストリームがなんだ
人生や社会において「王道」のようなものの存在を感じることが多々ある。
高校を出たら大学に行く
大学を卒業したら就職をする
就職をしたら結婚をする
はたまた
お金を稼ぐことが偉い
色々なことを知っていることが偉い
など
諸々を見た今だから言えるが、
全て本当にどうでもいい。
神話化されすぎている。
メインストリームとされる考えが蔓延っているが、これらもあくまでレールの一つにすぎない。
たまたまそれが称賛されている時代なだけだよ。
来年からは四つ葉のクローバーを沢山持っている人が社会的地位を築く時代になるかもしれないだろ。
本当に、たまたまメインストリームになっているだけだから。
不必要に束縛されず、フラットにいこう。
④みんな集中力が落ちたよね
東京で歩いていると、よく人にぶつかりそうになる。
フェイントの掛け合いみたいになって、
「いや、なんでそっちの進路を選ぶ?どう考えてもそっちの道の方が狭いだろ」みたいなことが多かった。
そんな時、関西に住んでいる頃はこんなはずじゃなかったな、と思っていたので、
そうか、東京は人が多すぎるからいちいち避けていられないんだなと解釈していた。
でも、年末に関西に戻ると
東京と全く同じ状況になっていた。
人の多さはそこまで要因ではないと、
仮説を一旦バラした。
別の考えが浮かんだ。
「集中力が全体的に緩んでいる」。
歩きスマホが常になった時代で、
日々の情報量に圧倒され、処理能力が著しく・急激に低下している可能性がある。
マジで、テロを起こすには絶好の場だと思う。
平和ボケとか、そういう範疇の問題ではなくて、
警戒心が損なわれている。
⑤虚心坦懐♪
来年の抱負です。
虚心坦懐の意味は
「先入観を持たず、広く平らな心」。
多様性、多様性と言いながらも全く包容力のない社会。
自由を認めているようで、むしろ既定の枠に収まるような意見や理論のみが受容される現代。
凝り固まってはだめだ。
新しいものをフラットに受け入れることから変容は始まる。
フラットに、そう、フラットに。
何が到来しても、誰と会っても、
適当にいなしながら進みたい。
みんな違ってどうでもいいんだから。
そうやって心の平穏を保っていければ。
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