空腹《短文・詩》
飢えて 満たされて
飢えて 満たされて
また飢えて
飢えがループしているのか
満たされがループしているのか
そんな考えが
ループしている
思考はぐるぐると廻る
お腹はぐるぐると鳴る
たったいま まさに飢えている
飢えてどうにかなりそうだ
さて、どうやって凌ごうか
何を食べても これじゃない
満たされない
もはや何ものにもこの空腹は
満たせやしないかもしれない
でも、次こそ満たしてくれるかもしれない
次もまた満たせない なんて保証は
どこにも ない
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