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子供とテレビゲームの付き合い方(幼児編)

子供にテレビゲームやスマホゲームをやらせてもいいというパパ・ママのために、年齢別の発育状況に合わせたテレビゲームについて、まとめました。
成長に個人差はありますし、我が家の一例ということでお読みください。

なお、我が家は子供がテレビやYouTube見て受け身になるよりも、能動的なことをしたらいい。と思うところからテレビゲームを推奨しています。

前提:子供のために気をつけていること

・子供の成長に合わせたゲームを提供する必要がある(レベリング)
・子供が欲しがるものと、適切なゲームは一致しないことを念頭に置く
 子供の成長に合っていると何時間でも遊ぶが、合っていないと買っても全然やらない。
・親として、やりたいというチャレンジ精神の育成とできなかった時のアフターケアなどしっかりする。
・ゲームをやっている時間は口出ししない。
 画面を見ると口出ししてしまうため適度に放置で。

年齢別の傾向とオススメのゲーム

2歳から6歳(幼稚園年長)までの発達状況と、それに合わせたオススメゲームは以下の通り。

未就学児童(2歳、3歳)

発達状況と傾向:
・iPadの使い方を覚えることができる。
タッチパネルでおままごとプレイのできるゲームがよい

・直感的だけど説明がないゲームは厳しい
同じ動作をひたすら繰り返すことは出来る

・文字は読めないので音声アナウンスしてくれるものがよい

・コントローラーの操作は無理

買って良かった:
・BABYBassシリーズ(無料)

 幼稚園年少(4歳)

発達状況と傾向:
・満4歳を過ぎた頃からコントローラーを操作できるようになる
厳密に言うと左右の指で別の動きができる

・ゲーム的なルールを覚えることが難関
自分の思ったようにゲームのキャラを動かしたい
自分がボタンを押したときに、何らかの反応が起こるゲームがよい

・文字はまだ読めない

・自分でソフトを欲しがる時はなるべく買ってあげる
できるできないはさておき、本人が「できそう」と思っているので、チャレンジさせるが大事

買ってよかった:
・マリオメーカー
・星のカービィ スターアライ

幼稚園年中(5歳)

・ゲームのルールが分かるようになる
数字は100までなら分かる
戦略シュミレーションのようにロジカルに考えることは厳しい

・ゲームで失敗すると悔し泣きする
成長の機会と捉える
必ずイージーモードから始める

・ゲームのルールを理解するために文字を積極的に覚えようとする
文字を覚えるとゲームの幅が広がると教える。
数字→ひらがな→カタカナの順。漢字は無理。
お風呂で補足してあげると尚良い
漢字にフリガナが振ってあるゲームでも可。

・欲しいゲームのために我慢ができる
ゲームのために、嫌いなおかずを食べる。とか。

・欲しいものの移り変わりが多いので、期間を置いて同じものが欲しいと言ったら買う

・お金の概念がないので、高くても安くても買ってもらったら嬉しい

買ってもの:
・マリオ&ルイージRPG
・チョキッとスニッパーズ
・マリオカート8
失敗したもの:
・カービィの吸い込み大作戦(パズル)

幼稚園年長(6歳)

・数字の概念が広くなる1000ぐらいまで。
積極的に算数を覚える
足し算ができるとゲームが上手くなると言っておく
引き算が課題であることに自ら気づく

・簡単な漢字なら読める
5歳で平仮名が読めるので、漢字にルビが振ってあるので自然と読めるようになっていた

・ゲームででくる単語の意味を確認するようになる。
英語、日本語の変換もする。「スタートって初めって意味だよね?」とか。

・反射神経がよくなるので早い展開のゲームが可能
でも、スポーツゲームは無理。そもそも、スポーツのルールが難しい。

・手先も器用になるので、LRボタンが使える。
PS4のコントローラーはまだ指が届かない模様

・論理的思考が発達し出すので簡単な戦略シュミレーションも可能

・社会性も発達するので、オンライン対戦もできる
インターネットのマナーを教える良い機会。

・YouTubeで攻略動画を見出す

・ネタバレ禁止が分かる

・昔のゲームも引っ張り出して、満遍なく遊ぶ

買ってよかったもの :
・ニンテンドーlabo
・スプラトゥーン2

失敗したもの:
・ウイニングイレブン

親として気をつけていること

・ゲーム以外も充実させる。
スポーツをやらせたり、いろんなところに連れ歩いたり、公園で遊んだりしてる。

・メリハリをつける。
ゲームをやってはいけない時間帯もある。やるべき事が優先。ダメな時はダメ。空いている時間は何をしても良い。早起きしてゲームしてもいい。

・集中力は宝。トライアンドエラーも宝。
ゲームに関わらずだとは思いますが、何かに没頭することを許されるというのは、子供にとって良い事だと考えます。

・なるべく最新のゲームに触れさせる。
せっかくの経験なので、最新の体験を経験させるのが未来に繋がるので。
あと、レトロゲームは幼児には難しすぎる。

やって見て感じたこと

・任天堂は本当にすごい。
できる限り全年齢対象に作ってある。
漢字の読み仮名、イージーモードの設置、うまくなるまでのガイドの設定など、UI、UXでの学びがある。

・子供の主な情報源はYouTube
「YouTuberがやってたこのゲームやりたい。」って言い出す。

・PS4はまだ早い。
子供の手の届く、遊びやすいゲームを親が見つけない限りは、やりたいと言わない。

その後の成長のについて

いま、我が子は小学生になりましたが、優しく、素直に育っています。

学校での問題も起きていません。
強いていえば、理解が早いので、学校の授業はつまらないみたい。
友達付き合いは自分のペースでやっています。

小学生になると、Minecraftが出来るようになり、そのうち、回路を作って遊ぶようになっています。

我が子はオンラインで競い合うよりは、何か自分の世界を表現するほうが楽しいみたい。

子育てには正解がないので、我が家でも試行錯誤の日々ですが、検討の一助になれば幸いです。

ゲームのある生活が健やかでありますように。

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