バーチャル・プロダクション Vol.3｜デジタルヒューマンの作りかた

この記事では、撮影監督 Matt Workman × Unreal Engine による「バーチャル・プロダクション」の取り組みをもとに「デジタルヒューマン」に関連する情報をまとめていきます。

日本では「バーチャルヒューマン」と呼ばれることが多いようですが、最近では、俳優の『水嶋ヒロ』氏をモデルとしたものが作られていたり、企業広告、CM に出演したりと、日本の動画制作の世界にもだんだんと浸透しはじめてきた、そんな兆しが見られます。

Instagram 上にはインフルエンサーとして活躍する『imma』をはじめ、CG とは思えない“フォトリアル”なバーチャルヒューマンの CG 作品がたくさん投稿されています。

「バーチャルモデル」の未来。今注目すべき5人のバーチャルモデルたち – 60MAG（SIXTYMAGAIZNE）

もし水嶋ヒロが俳優を目指さなかったら......著名人をバーチャルヒューマン化『Lewis Hiro Newman』が目指すもの | インタビュー | CGWORLD.jp

当記事は、動画制作のオンラインサロン 『UMU TOKYO』で公開されたものです。限定公開を目的に有料化しています。公開日：2020/5/19
https://community.camp-fire.jp/projects/view/231393
※ 2020年10月現在、Premium グループでの限定公開となっております。

1. これはCGなのか？Unreal Engine によるデモ映像

2018年、Unreal Engine を運営する Epic Games 社が公開した作品『Siren』は、フォトリアルな「デジタルヒューマン」の可能性を世界中に知らしめるプロジェクトとなりました。