メシ痴話喧嘩記録

最近の痴話喧嘩の、その記録。

とある日曜日、彼は朝イチで病院に行ってその後わたしの家に迎えに来てランチしに行こうと約束をしていた。

今月はほとんど引きこもってウーバーイーツを頼むみたいな生活をしていて、わたしはいい加減そのルーティンに飽きていた。
なので、ランチでいいから車でちょっと時間かかる場所に行ってドライブして外の景色を見たかった。
そのつもりでどこにランチに行くかも決めていたし、楽しみにしていた。

けれど当日、彼が病院が終わるのが遅かった。

朝イチに行っていたにもかかわらずお昼前くらいに終わり、今からわたしの家に来て向かってもランチの時間ギリギリになる。
今日ランチ無理じゃん・・・となったわたし、その時点でゲキ萎え。
彼に「ランチ間に合わないかもね・・・近場で食べる?」と提案してきたけど、
わたしはランチを口実に遠くへ行きたかったからそういうことではないんだ。
「また近場でメシ・・・飽きた・・・つまんない・・・出かけたかったのに・・・落ち込む・・・」って気持ちが大きくなりすぎ&お腹が空いて頭が働かなくて、どうする?どうする?って言われても案が思いつかなくなってしまった。

〜電話〜

彼「どうするの?」

私「落ち込みすぎて何も思い浮かばない。考えて。いい案出して。」

彼「えー何が食べたいの?どこ行きたいの」

私「思いつかない」

彼「俺もなんでもいいんだけどなぁ・・・ファミレスとかでもいいし・・・」

私「近場のファミレスとか飽きたしつまんない・・・」

彼「えー・・・ランチ行けなかったからあんまり会いたくないってこと?」

私「会いたくないわけじゃないけど、落ち込んでるから楽しくないと思うよ」

彼「でも仕方ないじゃん・・・朝イチで病院行ったし・・・俺が悪いの?」

私「悪くないし責めてない。やっと外出れると思ったのに行けなくてただ落ち込んでいるだけ」

彼「じゃあ今日は会わなくていいってこと?」

私「何も思いつかないし、いいよそれで」

彼「だったら早起きして病院行く必要なかったじゃん・・・わかった」ブチッ☎️

〜30秒後ライン〜

彼「会いたかったんじゃないの??どうしたら落ち込んでるの治る?」

私「食うメシが決まれば治る」

彼「じゃあ一緒に考えようよ〜とりあえず向かうね」

電話彼「うーうーうー(※わたしたちの定番のノリ。不満があるときは犬の真似をして唸る)海己ちゃんが会いたくないって言ったああああ」
私「言ってないwww」

そんな感じで電話しながら調べていたら意外と食べたいものが見つかって彼が我が家に到着するまでにルンルンになっていたわたし。
彼に会ったらわたしのために買っておいてくれた携帯の保護シートをくれたので、

「えー!保護シート買ってくれたの!!!!好き!!
しょうがねぇ。今日のてめーの失態は許してやんよ♡」

「なんでだよww俺悪いことしてないぞおおお(と言って脇腹をくすぐってくる)」

「イヤアああああヤメて嘘ですごめんなさいごめんなさい::」

そんな感じで
こんな風に優しい彼の前だとわたしは短気で気分屋な部分がでてきてしまうけれど、ちゃんと話を聞いてくれて解決してくれようとしてくれるところがわたしに合っている。
意外とちょっとピリついたときにこんな風に話してくれる人、いないんじゃないだろうか。

健やかな男、最高だな。

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