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うつと手順書

 お風呂のときにも書きましたが「手順が煩雑すぎて混乱してしまい、結局できないまま終わる」ということは比較的多いかと思います。マルチタスク、みんな苦手です。
 今回はそんなときには「手順書」を作りましょう、というお話です。


手順書とは

 手順書とは、読んだそのまま「手順を書いたもの」です。
 
 たとえば、お風呂を洗うとき。いきなり洗い始めると、洗うところがいっぱい思い浮かんだり、スプレーを使うかどうかで悩んだり、結局全部洗ったら疲れ果てちゃったりしませんか?

 頭で考えちゃうから混乱しちゃうのです。
 まずはゆっくり紙やスマホに書き出しましょう。

手順書の作り方

 作り方は簡単です。まずは紙とペン、またはスマホなど書くものを用意しましょう。

 テーマを決めたら(たとえば「お風呂に入る」とか「カレーを作る」とか、自分にとって煩雑だなあと思うものならなんでも大丈夫です)、それをするためにしなくてはいけないことを片っ端から書き出しましょう。

 細かいことを書き連ねるほうがいいですね。
 お風呂を洗う、だったら「縁を洗う」「中を洗う」「床を磨く」「洗剤かける」……洗剤の適量で悩むのでしたら、ここで「洗剤2プッシュ」とか書いちゃいましょう。「縁を洗う」のも何回くらいこすればいいかな?と迷うのでしたら「元気なときは◯回、普通のときは◯回」と書いておくと汎用性が高くなります。

 これをやる順番に並べ替えて、完成です。
 細かく書くのでしたら上記のとおり「元気なときは」とか「時間がないときは」などの例外パターンを組み込んでおくと、パニックにならずに済みますよ。

手順書を使おう

 手順書ができたら、あとはそのとおりに頑張るだけです。
 考えるのはさっきの自分がやってくれました。ありがとう、自分! お風呂を洗ってもいいですし、カレーを作ってもいいですし、手順書があればパニックになることもありません。

 ポイントは、できるだけ小さな単位の手順書を作ることです。
 いわゆる「一日にやることの手順書」として有名なのが「TODOリスト」ですが、一日にやることは意外とあって、TODOリストだけでは余計混乱することも多いです。

 私のTODOリストは非常に大雑把です。しかも「運動したい」とか「note更新したい」とか、願望系です。それってTODOリストじゃないじゃない!

 運動したい、ならどうすればいいのか手順書を作ります。いきなりすごい運動してもなあ、とか考えて「ラジオ体操する」と書いたら、「ラジオ体操の動画を調べる」「動画に合わせてやってみる」「よかったら明日もやってみる」そんな感じでいいのです。

 お風呂も、洗う手順書と入る手順書、用意しています。さらに言えば入るために体力を温存する方法もメモしてありますが、なかなか入れません。言うは易く行うは難しとはこのことです。

 でも、手順書があれば、混乱することは防げます。
 こうして、少しずつできることを増やしていければいいのかなって思います。よろしければお試しくださいね。


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