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好きでいてもいい?って?(2024/06/29,30 LIVE JUNGLE 2024)

どうも、うみうしです。
気がついたらLIVE JUNGLEも後半戦に入っていました。
まぁ、4週間しかないのだから嵐のように過ぎ去るというのは最初からわかっていたのだけれども、それにしたってもう少しこう、手心というか…


参加したライブについて

ライブのタイトル:NANA MIZUKI LIVE JUNGLE 2024
開催日:2024/06/29,30
会場:和歌山ビッグホエール(和歌山県)

諸注意

このブログには以下が含まれています。
【セットリストなどのネタバレ】
【オタクの妄想】

このブログには以下は含まれていません。
【考察】
【詳細なレポート】

はじめに

そんなわけで、6月中旬からスタートしたLIVE JUNGLEツアーも今回の和歌山公演でいわゆる遠征が終了と、普段だったら長かったツアーも終わりかみたいな切なさを覚える時期だったりするのですが、今回は期間が短ったこともあり、もう終わり?早ない?とか言ってる間に過ぎていましたとさ(笑)←笑いごとではない。

行く途中~会場

普段は車とかで移動して時間に余裕もって行動してるんだけど、この日は割とタイトなスケジュールだったらしい。

遠征初心者みたいなムーブしてる。

遠征初心者みたいなムーブしてる。(2回目)

そんなわけで到着。(ハーフパンツは買った)
ビッグホエールってその名の通りクジラみたいな形してるんですね。

ライブ本編の感想

00.オープニング

そういえば、オープニング映像について深く考えたりしないままここまで来てしまった。
とはいえ、割と見たままというか説明もあるし(英語だから断片的にしかわからんけど)ここは素直に受け取っていい気もする。
最初コールドスリープの装置みたいに入っていたのは地球からやってきたって解釈でいいのかと思われるし、目覚めて一人で研究してるってストーリーもその通りだと思うんだけど
なんで一人なのかって説明は特になかった気もするので、ここからは勝手に想像すると、地球が滅亡したかなんかで逃げてきたって感じなのかしら。まだ滅亡してなくて救うみたいな話しだとすると一人で来る理由がわからないし。

01.Turn the World

オープニングからの流れで、曲のタイトルのTurnって深く考えてなかったんだけど、開幕で歌われることで強く感じた印象としては流転ってことだろうか。
LIVE JUNGLEのジャングルっていわゆる密林とかのジャングルってだけではなさそうというのはすでにわかっているのだけれども、共存をテーマにしているということから、生き物とかの多様性が前提としてあるような気もする。
自分はあまり多様性という言葉自体にはポジティブなイメージはなくて、それは単に多いって意味の言葉だから、物が増えればそれだけ自分が理解できない物も増えるし、多様性の本質はそれらの理解できないものはそっとしておくって事だとも思うわけで。
僕らが主戦場としているアニソンミュージックシーンも多様性というか色んなタイプの現場が増えたように思う。我が王は時代を切り拓いた者という評価をされることもあるから、それこそ10年前ぐらいは後に続けとばかりに似た感じのがシーンに生み出されていたように思うし、そこにいくオタクのノリも似た感じというかペンライト振ったりジャンプしたりするというのがスタンダードなノリだったように思う。
で、そこから時代は廻ってそのノリが今もスタンダードかというともうそんなことはなくて、特に我々のようにひたすらジャンプするみたいなのはどちらかというと古流に分類されるスタイルとなったんじゃないかと思う。
では、もうそんな時代じゃないからもう跳んだりせずに大人しくしていようなのか。多様性の時代だからゆっくり見たい人にも配慮して少し動きを自重しようなのか。そんな風に考えてしまう自分に対して「逃げ出すことに慣れてないか?」と強烈なパンチを食らわしてくるのがこのオープニングナンバーというわけです。(曲の感想に入るまでの前置きが長い)
オープニング映像から地球は危機的な状況っぽいという想像からの1曲目がこれだったので、三重の初日なんかはまだコロナ禍から脱却できていないのかなとも思ってしまったのですが、歌をライブで浴びるとこれはそういうことじゃないなと思って↑みたいな考えに至ったというわけです。
そういう風に感じたと言葉にできるようになるのに、4回以上のライブを要したので今回の感想でようやく書けるようになったのだけれども。

02.囚われのBabel

そう考えると2曲目のBabelも納得の選曲になりますよね。
Babelはバベルの塔の事だし、バベルの塔って人類が協力して天に届く塔を建設しようとしたけど、神に言葉をバラバラにされてお互いの事を理解できなくなり失敗したという話なので、多様性に対する懸念そのものという解釈もできるのではないだろうか。
で、面白いのはこのライブの最後の曲が「Synchrogazer」なことなんですよね。シンフォギアにもこのバベルの塔の話は出てくるし、言葉はバラバラになっても歌で繋がれるという内容でもあるので、これはライブ全体をどうやって始めてどうやって終わるのかというのをかなり意識して作られたという風に捉えられるのではないだろうか。
そう考えると3曲目が「禁断のレジスタンス」なのも禁断のって部分がそれっぽく感じる選曲のように思えてくるな?

04.ETERNAL BLAZE

って考えるとここでの炎は終末の炎のようにも思えてきてしまってアレですね(笑)去年のツアーでも序盤からの激しい流れでこの「ETERNAL BLAZE」がくるので自分は最終決戦みたいだと表現していたのですが、終末の炎となるとそれとはちょっと違った印象を受ける選曲のように感じます。でもそうか、だからその後で雨が降るのか。

05.沈黙の果実(1日目)、NEVER SURRENDER(2日目)

となるとここで場面が転換しているのだろうか。色々あって地球がダメになって?この惑星までやってきたのか逃げてきたのが4曲目までで、一人になってというのがこの5曲目からってなるとタイトルの沈黙って他に話す相手がいないからなのか、あるいは失われた命を指すのかみたいにも感じられる。
「NEVER SURRENDER」はタイトル通りそれでも諦めないってことだと思うから、なんかセットリスト組むの上手すぎない?となって震えますね。(オタクが勝手に妄想しているだけのようにも思うけど)

06.Link or Chains

開幕からここまでセットリストは大きく変化しないのだけれど、ストーリー上過去の出来事と捉えると大きく変化しないのも当然のように感じる。「Link or Chains」の絆なのか枷なのかというのも幕間のムービーの話ともつながっているように思える。

07.sympathy

みたいなことを考えたりしていたのだけれど、ここから急に陽気な感じになるので、すまん。さっきまでの話は忘れてくれとなっていた。そもそもライブの感想だったこれは。
で、急に感想の話になるんだけど、和歌山の2日目はセンターステージに近い席だったこともありかなり近くで奈々さんを見られたということもあってとても興奮していた。
CD発売直後から「sympathyを感じてる君に」って歌詞はライブでの我々のことでは?なんて思って聴いていたんだけど、その感覚は間違っていなかったと感じた瞬間でしたね。

08.Hungry Hungry

初日の三重の感想で正面の席でこれを味わったことがないので喰らってみたいもんだみたいなことを書いたら、和歌山の2日目はセンタステージ真正面の位置だったので、ならばくれてやるとすぐに喰らわせてもらったように感じましたね。願えば叶うルールなのということのようです。
なんかもっと色々感想あったようにも思うのですが、なんか奈々さんがひたすら可愛かったということしか覚えてなくて感想が書けない。

11.ファーストカレンダー(1日目)

和歌山1日目の企画コーナーはちょーさんセレクトの「ファーストカレンダー」
初参加のライブでの良いエピソードも聞かせてくれて嬉しかったですね。ずっとまた演奏したかったという話もあって、そういうメンバの想いに触れられるのも含めて本当にいい企画だなと感じました。
で、自分はとってもこの曲は初めてのことに関係する曲でもあるので、いわゆるエモーショナルな感じになっていた。(そのことに関しては過去にLIVE GRACEに参加した時のことみたいな感じのnoteを書いているので、参照してください)
この日は「好きでいてもいい?これまでもね これからもずっと」という歌詞にグッときていた。1曲目のところで流転という話を書いたけど、今回のツアーでは未来とか時間の経過を意識させるような部分も多くて、時間が経過すれば向こうも変化するしファン側も変化していくわけで、共存がテーマなのはそんな風に変化していく中でも一緒に歩んでいきたいという想いに感じるし「好きでいてもいい?これまでもね これからもずっと」はそれをとてもストレートに表現している歌詞のように感じていたからだ。
続く「キミのいいところ ぜんぶ見つけてあげる」って歌詞もいいですよね。自分は元々自分にあまり期待をしていない自己肯定感の低いオタクではあったのですが、奈々さんのことを好きになって意外と誠実な自分に気が付いたりと間接的にではあるけど奈々さんに自分のいいところを見つけてもらっているような気がして、それまでより少しは自己肯定感が上がっているようにも感じています。
なんか色々書いてきたけど、つまり何が言いたいかというと、グッズで新しいカレンダーが出たら僕は間違いなく購入するだろうということですね(グッズのカレンダーの販促ソングではない)

11.アンティークナハトムジーク(2日目)

2日目は門Dセレクトの「アンティークナハトムジーク」
LIVE ZIPANGUの時のタイマン企画が一番緊張したので、それで選んだという選曲理由が強者の理由すぎて面白いですね。
自分はこの曲は2014年のツアーの時の印象が強いようにも感じます。そういえば前回の感想で天井を見るのが好きみたいなことを書いたら結構賛同してくれる反応が多かったのですが、自分はこの曲の時に割と天井見ているような気もします。この日も良い天井だみたいな感じで上を見ていたらそんなにステージをしっかり見ていなかったことを思い出して惜しい事をしたような気もするけど、これが僕なのでいいのだという謎の自己肯定をしていた。

12.砂漠の海(1日目)

企画曲が「ファーストカレンダー」でそれは僕にとって初恋の思い出の曲でもあったのだけれど、そこからの「砂漠の海」という流れはなんだか恋を埋めに行くようにも感じられて切なくなっていました。
なんだけどこの歌はどんな状況にあっても決してあきらめないという不屈の魂を歌っていて、それは奈々さんの生き方そのもののようにも感じられたので曲を聴き終わるころにはまだまだ頑張るぞという勇気に溢れていましたね。我ながら勝手に落ち込んでからの立ち直りが早いオタクではある。

12.Polaris(2日目)

「砂漠の海」で諦めないというのがキーワードなのかと思うとこの「Polaris」も過去の悲しい出来事から立ち直って諦めないという決意の歌であることに気が付いた。
諦めそうになるぐらい色々なことがあったけど、それでも諦めずに頑張っていくというのはこの後のブリッジムービーに続く話のようでもあるし、奈々さん自身の事でもあるように感じられていいですね。

14.ADRENALIZED

ブリッジムービーが明けてからのクレーンで会場をぐるりと回るというのが好きな演出。2日目はセンターステージ正面の席だったんだけどちょうど奈々さんが僕らの席の真上で止まってしばらく歌ってくれて大興奮。下から覗く形になるなみたいな発想を飛び越えて、僕は奈々さんに上に乗られたあるいは踏まれたというアレすぎる感想を抱いていた。

15.DAYBREAKERS(1日目)

和歌山ビッグホエールの天井は割と好みの天井だったんだけど、「雲が割れてヒカリ 差し込むよう」って歌詞がなんだかハマりすぎていてここの天井開いてくれたりしないかとかアホなことを考えていた。
現実的には難しいがアニメとかであって一度は体験してみたいライブ演出のうちの一つ(笑)

16.革命デュアリズム(1日目)

1日目は珍しく友達と4人で連番だったのだけれど、いずれも劣らぬ猛者ばかりということでひたすらはしゃいでいたように思う。こういうみんなで声を出すシーンの時には友達の声が聞こえてきたりしてなんていうか勇気を貰えますよね。

18.Love Brick(2日目)

センターステージの近くで歌ってくれるのでめちゃめちゃテンション上がりましたよね。大好きな奈々さんを近くでみて「I might love you now」って言ってたら(歌詞)本当に僕は奈々さんのことを愛しているのかもしれないとか考えていた。その後の「I might hate you now」はそんな部分がないのでそうかいって感じだったけど(笑)

19.時空サファイア

そんなわけで僕は奈々さんのことを愛しているのかもしれないと思った状態での2番「秘められたままの言葉 Time to say I love you」というわけなんですよ。歌詞に入っているんじゃあしょうがないと、僕は「Time to say I love you」っていうタイプのオタクだったんだけど、連番者も同じことをしていた。これが今回のライブのテーマであるところの融合、共存ということなのかもしれない。

20.suddenly ~巡り合えて~

和歌山は1日目、2日目通して結構酸素が薄かった気がする。
1日目は4連番ではしゃぎすぎていたし、2日目はセンターステージ近くの席でずっと興奮していたからなのかもしれないのだけれど、それにしたって呼吸が苦しすぎやしないかだいたいこの辺で力尽きそうになっていた。
なんだけど、奈々さんの歌が聴こえると何度でも跳ぶ元気が湧いてきてしまうんだなぁこれがとなっていた。

アンコールは1日目は席の場所が良かったのか、自分の叫んだ声が反対側の壁に跳ね返って聴こえてくる感じで気持ちが良かった。2日目は会場のほぼ中央だったので、まるで世界の中心にいるみたいな感じで叫べて気持ちが良かった。多分ツアー通してここが一番声出せていたようにも思います。常に全力というのは標語みたいなもんなので、実際にはその日の体調とかで本当の本気が出せなかったりするのだけれども、この日(2日あるけど)は間違いなく本気の大声が出せていた。

21.chronicle of sky

そんなわけで全力でアンコールしすぎたので、両日ともにここは結構しんどかったという記憶になっている(笑)あ、でも和歌山はどちらも同じTシャツ着る事ができたんですよ。アンコール頑張ったご褒美みたいに感じて嬉しかったですね。

22.Phase 21

1日目でこの曲になった時に、アンコール張り切りすぎたせいで完全に握力が無くなっていてペンライトを振るのがしんどかったんだけど、手に持っただけの状態でジャンプすると勝手にペンライトを振ったようになるということに気が付いてずっとぴょんぴょんしていた。休むという選択肢のないオタクなのである。

23.Trickster(2日目)

連番者が好きな曲というのを知っていたので、この日のようないわゆる神席のときにこそ来いと念じていたので、祈りが通じた形に。
自分は基本的には自分の願いが叶えばそれでいい男ではあるんだけど、人の願いが叶う瞬間というのも好きですね。

24.Synchrogazer -Aufwachen Form-

そういえば「囚われのBabel」の時に、シンフォギアとの関係性みたいなもんを感じたみたいなことを書いたけど、実際この曲を聴いている時にはまるでそんなことを考えていなかったというか、完全に言葉は不要みたいな境地になっていた(笑)

和歌山は企画曲を除くと初出の曲はなく、いい意味で何も考えずにライブ自体を楽しめたような気がしますね。
たまたまそういう公演の時に4連番を組んでいたり、強敵(とも)と戦える席だったりしたのは幸運だったように思う。

ライブ後の感想ツイなど

4連番だったので僕ははじめ4人でひたすらこっちとか言ってたら後ろの方まで見えてるよとお返事が返ってた。どれだけ物欲しそうに叫んでたんだ我々は。

中学生の時に部活中グラウンドで叫んでたら、帰宅後親になんか叫んでただろと言われたというアホなエピソードをラジオに送ったら読まれたという思い出。それでどれだけ声が大きいのか発見したいと思います。と言ってくれたのだけれどそれが読まれたのは2020年の事だったのでしばらく声が出せない状態を経てからようやく約束を果たせた形になりましたとさ。

2日目終了後の感想。
アンコールでずっとアホみたいに叫んでいるからか、割と色んな人に目撃されていたりするのだけれど、これからも声が出なくなるまで続けていきたい。

ツイートでは上に乗ってもらったとは言えなかった。チキンである。

脇から見るか、下から見るかで結構印象の変わる形しとるのよ。今度行った時に見てみるといいんじゃないかな。

七夕近いからなんでも言っておけば叶うのかもしれない。

本文まま。
なんで歌で山を動かそうとしているのかゲームやってた時はよくわからなかったんだけど、今ならわかる(気がする)

よくビューティフルを思い出すオタク。僕にとってのセーブポイントのようなものなのかもしれない。

まとめ

いわゆる遠征公演はラストということで、短いツアーながらも前半4回のおさらいというかまとめ公演みたいな位置づけだったのはこれまでのツアーの遠征ラストの公演と同様だったように思います。
肉体的には毎週2公演ってキツいんだねとなっているし、精神的にはもうツアー終わるの早くないという感じになっているけど、全速力で駆け抜けた先に何が待っているのかというのも楽しみなので、ラストの神奈川公演も全力で楽しんでいきたい。

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