大塚菜生

児童書やキャラクター絵本を出版しています。視覚優位。読み書きは苦手なほうです。絵と舞台…

大塚菜生

児童書やキャラクター絵本を出版しています。視覚優位。読み書きは苦手なほうです。絵と舞台がとびきり好きです。少し前はマレーシア移住計画を立ててました。ただいまは介護未満ライフを包み隠さず発信中。 よろしくお願いします。創作集団プロミネンス会員ほか https://itigo.xyz

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  • たのむからもうちょっと「介護」させてくれよ(たのもう介護)

    胃を3分の2摘出している生真面目な義父 もう人生終わりたいグルメな義母 器質化肺炎で薬嫌いの実母 前立腺がん疑いでメダカ博士の実父 4人の後期高齢者(超高齢者含む)たちと苦楽をともにしています。そんな日常をゆる〜く配信中

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    • 69本

    「創作集団プロミネンス」とその会員の皆さんの活動をお知らせします。 「創作集団プロミネンス」は、その前身である「少年文芸作家クラブ」時代から半世紀近い歴史を持つ、児童書の作家・画家の職能団体です。 現在、岩崎書店と共に、「福島正実記念SF童話賞」(中学年向け)、「ジュニア冒険小説大賞」(高学年以上向け)というふたつの児童文学新人賞を運営しています。 「少年文芸作家クラブ」は1968年秋に発足しました。 規約には「本会は少年少女を対象としたエンターテイメントの創作、ノンフィクション、翻訳、美術を職能とする者によって、構成される」とあり、 初期の名簿には故石ノ森章太郎氏も名を連ねていました。 規約の文言は「本会は主として年少の読者を対象とした創作、ノンフィクション、翻訳、美術を職能とする者によって構成される」と修正されましたが、 現在も発足当時の精神を受け継いでいます。

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    絵本『給食室のいちにち』を紹介してくださった皆さま、 誠にありがとうございます!!

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「第69回」表彰式に寄せまして

先日の2月2日、第69回青少年読書感想文全国コンクールの表彰式が都内経団連会館で行われました。 全国から上位入賞の子供たちが招待されて、壇上にて学校名と名前が読み上げられて表彰されました。 今年度は約265万通をこえる応募があったそうです。 その中から選ばれるんですから本当にすごいですよね。きっと審査の過程も大変な選考であっただろうと想像しております。 有難いことに『給食室のいちにち』は中学年向け課題図書の一冊として選ばれていました。 全国のたくさんの子供たちがこの絵本を見

    • 弟の命日がまた巡ってきた。特別なことはしないで実家で過ごし夜は天満宮の仮殿で奉納舞台があるというので観に行った。ダイナミックだけど厳か。心躍る舞踊であった。人通りのなくなった参道で買えた梅ヶ枝餅と頂いた記念のお菓子と梅酒を帰宅して供えた。翌朝は都市高速で戻りそのまま出勤であった。

      • みーさんが職場復帰を遂げた。若者の活躍の場が損なわれずに済み心からホッとしている。代わりに私がシッターとしてしばらく家庭に篭る予定が私のほうも職場の都合で当分辞められそうにない。出勤日数は最低限に削ってもらい、一時預かりを利用したりしながら年度末まではやり過ごすことになりそう。

        • 母は隣家に勧められたクリニックへ自ら通い始めた。これは朗報。痛みの強さは変わらないがこの機会に通院グセをつけてほしい。お隣に感謝。父は今のところ「酸素缶」補給で間に合っているものの倒れ方によっては義父のように危うい。バアちゃんは相変わらず文句が多いようだが今は一番元気な気がするよ

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        「第69回」表彰式に寄せまして

        • 弟の命日がまた巡ってきた。特別なことはしないで実家で過ごし夜は天満宮の仮殿で奉納舞台があるというので観に行った。ダイナミックだけど厳か。心躍る舞踊であった。人通りのなくなった参道で買えた梅ヶ枝餅と頂いた記念のお菓子と梅酒を帰宅して供えた。翌朝は都市高速で戻りそのまま出勤であった。

        • みーさんが職場復帰を遂げた。若者の活躍の場が損なわれずに済み心からホッとしている。代わりに私がシッターとしてしばらく家庭に篭る予定が私のほうも職場の都合で当分辞められそうにない。出勤日数は最低限に削ってもらい、一時預かりを利用したりしながら年度末まではやり過ごすことになりそう。

        • 母は隣家に勧められたクリニックへ自ら通い始めた。これは朗報。痛みの強さは変わらないがこの機会に通院グセをつけてほしい。お隣に感謝。父は今のところ「酸素缶」補給で間に合っているものの倒れ方によっては義父のように危うい。バアちゃんは相変わらず文句が多いようだが今は一番元気な気がするよ

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        記事

          25日は実家でぶどうの収穫を行う。その後父の買い物に付き添った際、レジ支払い終了と同時に父が急に倒れ込み意識が途切れたような状態になった。しばらくその場に座らせてもらううちに返事ができるようになった。どうも酸欠らしい。店の方にも手伝ってもらい車まで運べたが救急車を呼ぶか迷った。

          25日は実家でぶどうの収穫を行う。その後父の買い物に付き添った際、レジ支払い終了と同時に父が急に倒れ込み意識が途切れたような状態になった。しばらくその場に座らせてもらううちに返事ができるようになった。どうも酸欠らしい。店の方にも手伝ってもらい車まで運べたが救急車を呼ぶか迷った。

          太宰府の記録的猛暑は「令和」の話題以来かという中、母の疼痛…いや激痛は治らない。一ヶ月経った。これが帯状疱疹後の神経痛というものらしい。痛みの半分でも引き受けたいと言うと「こんなのあげたくない」と返ってくる。ペインクリニックにかかるべきか。みーさんは職場復帰の準備が始まっている。

          太宰府の記録的猛暑は「令和」の話題以来かという中、母の疼痛…いや激痛は治らない。一ヶ月経った。これが帯状疱疹後の神経痛というものらしい。痛みの半分でも引き受けたいと言うと「こんなのあげたくない」と返ってくる。ペインクリニックにかかるべきか。みーさんは職場復帰の準備が始まっている。

          ⑤ 最初の「虫に刺された」がいかに思い違い思い込みだったか。母は原因がはっきりして少しはマシな気持ちになっているようだが、皮膚科医からは「眼科も受診を」と言われている。合併症も気をつけなければいけない。またこれをきっかけに働きざかりの家族皆でワクチンを受けようという流れになった。

          ⑤ 最初の「虫に刺された」がいかに思い違い思い込みだったか。母は原因がはっきりして少しはマシな気持ちになっているようだが、皮膚科医からは「眼科も受診を」と言われている。合併症も気をつけなければいけない。またこれをきっかけに働きざかりの家族皆でワクチンを受けようという流れになった。

          ④ いつもの母だったら言っても耳をかさないのだが今回は違った。翌日朝から一人で皮膚科へ向かったという。よほど堪えたのだろう。その間も「椿の虫には気をつけなければいけないよ」と私に諭す母らしい一面を見せていた…が…診断がまさかの帯状疱疹であったので本人も思いがけなかったようだ。

          ④ いつもの母だったら言っても耳をかさないのだが今回は違った。翌日朝から一人で皮膚科へ向かったという。よほど堪えたのだろう。その間も「椿の虫には気をつけなければいけないよ」と私に諭す母らしい一面を見せていた…が…診断がまさかの帯状疱疹であったので本人も思いがけなかったようだ。

          ③ 母の症状は想像以上に重く、顔半分ができもので埋めつくされている。一部は水ぶくれになっており緑色に膿んでいた。見るからに痛々しい。「なんですぐ病院へ行かないの」という言葉は呑み込み応急手当をする。呼吸困難があれば救急車を。盆明けにはすぐ受診よ、必ず! と伝えひとまず家へ帰った。

          ③ 母の症状は想像以上に重く、顔半分ができもので埋めつくされている。一部は水ぶくれになっており緑色に膿んでいた。見るからに痛々しい。「なんですぐ病院へ行かないの」という言葉は呑み込み応急手当をする。呼吸困難があれば救急車を。盆明けにはすぐ受診よ、必ず! と伝えひとまず家へ帰った。

          ② しかし母にしても父にしても何か訴えてくる時はもう重症の域あるいは手遅れというこれまでの経験を思い返し、父によく経緯を訊くとやはり今日始まった話ではないと言う。母は自ら病院へ行くことはない(悪癖)我々の後の予定はとりやめ、薬局に寄りみーさんに塗り薬を選んでもらい実家に向かった。

          ② しかし母にしても父にしても何か訴えてくる時はもう重症の域あるいは手遅れというこれまでの経験を思い返し、父によく経緯を訊くとやはり今日始まった話ではないと言う。母は自ら病院へ行くことはない(悪癖)我々の後の予定はとりやめ、薬局に寄りみーさんに塗り薬を選んでもらい実家に向かった。

          ①【母の帯状疱疹】父より「Kさん(母)が庭いじり中に虫に刺された。額まで腫れあがっている」と急な連絡を受けた。困ったことに我々は夫がお盆休みの最中であり5カ月児連れて海の中道まで来たばかり。今すぐ私一人が予定を崩しての行動は難しいと考え「夕方には薬持っていくからね」の返事をした。

          ①【母の帯状疱疹】父より「Kさん(母)が庭いじり中に虫に刺された。額まで腫れあがっている」と急な連絡を受けた。困ったことに我々は夫がお盆休みの最中であり5カ月児連れて海の中道まで来たばかり。今すぐ私一人が予定を崩しての行動は難しいと考え「夕方には薬持っていくからね」の返事をした。

          みーさんは9日から上京をし祖父母と実母さんの元へ。新幹線の移動だけで5時間半、地震の影響で付き添いしても大変だったが5カ月児をようやく会わせることができ私もホッとした。8日は福岡で9日は都内で緊急地震速報に怯えることになるとは! 待合時間はなじみの東西線に乗り映画を2本観てきた。

          みーさんは9日から上京をし祖父母と実母さんの元へ。新幹線の移動だけで5時間半、地震の影響で付き添いしても大変だったが5カ月児をようやく会わせることができ私もホッとした。8日は福岡で9日は都内で緊急地震速報に怯えることになるとは! 待合時間はなじみの東西線に乗り映画を2本観てきた。

          最近になってのこと。みーさんとわたくし実は揃って低音が聞き取りにくい難聴になっていました。最初にみーさんが不調に気づいてそういえば私も同じ症状思いあたるわーでも病院に行くまでもないよね、と軽く考えていたところ、みーさんが強く通院をすすめてくれました。育児参加で多少の睡眠不足みたい

          最近になってのこと。みーさんとわたくし実は揃って低音が聞き取りにくい難聴になっていました。最初にみーさんが不調に気づいてそういえば私も同じ症状思いあたるわーでも病院に行くまでもないよね、と軽く考えていたところ、みーさんが強く通院をすすめてくれました。育児参加で多少の睡眠不足みたい

          連日五輪中継が熱い。もう8月。 コロナで通院中の友人をバアちゃんが家に招いて「息子たちに叱られた。家に寄りつかない」と別の友人にボヤいていたが、その日は朝から3人の息子が入れ替わり立ち代わり郵便物チェックや花の水替え、お盆の打ち合わせをしていた。そのように云いたいんだなと思った。

          連日五輪中継が熱い。もう8月。 コロナで通院中の友人をバアちゃんが家に招いて「息子たちに叱られた。家に寄りつかない」と別の友人にボヤいていたが、その日は朝から3人の息子が入れ替わり立ち代わり郵便物チェックや花の水替え、お盆の打ち合わせをしていた。そのように云いたいんだなと思った。

          孫が寝返りを頻繁にするようになりベッドに転落防止の柵がつけられた。義父も前より歩けるようになり喜ばしいものの可動域が広くなったので別の心配がでてきた。頭を縫った入院直後にあった院内徘徊のような事が再びなければよいのだが…… バアちゃんは当然お盆の間家へ連れて帰りたいと言っている。

          孫が寝返りを頻繁にするようになりベッドに転落防止の柵がつけられた。義父も前より歩けるようになり喜ばしいものの可動域が広くなったので別の心配がでてきた。頭を縫った入院直後にあった院内徘徊のような事が再びなければよいのだが…… バアちゃんは当然お盆の間家へ連れて帰りたいと言っている。

          祖母が居なくなった何度目か、母は途方に暮れて、妹(叔母)たちに「もう見つからないかもしれない」と詫びを入れていた。今の私と同じ年頃であったが随分窶れていた。その日を思い出すたびに胸がキリキリと痛む。 バアちゃんの「可哀そう」に流されてはいけない。 例え周りに冷たく思われようが。

          祖母が居なくなった何度目か、母は途方に暮れて、妹(叔母)たちに「もう見つからないかもしれない」と詫びを入れていた。今の私と同じ年頃であったが随分窶れていた。その日を思い出すたびに胸がキリキリと痛む。 バアちゃんの「可哀そう」に流されてはいけない。 例え周りに冷たく思われようが。