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【体温変化と眠りの関係】

Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

睡眠習慣見直しサポートでは、
・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

代表的な3つの生体リズムのうち、前回は“睡眠-覚醒リズム”についてお話ししました。今回は“深部体温リズム”についてお話ししていきます!

深部体温リズム

覚醒状態に1日の中でリズムがあるように、体温変化にも1日の中でリズムがあります。体温といっても深部体温と呼ばれる身体の中心に近い温度のリズムです!脇(わき)で体温を測って36.5度だった場合、深部体温は37.5度程度と1度も差があるものです。

この深部体温は朝起きてから
・およそ11時間後に最高体温に
・およそ22時間後に最低体温になるということがわかっています。

つまり深部体温は、日中に上がり、深夜の時間帯に向けて下がっていくのです。そして”起床後“ということは起床時間が乱れるとその働きも鈍ってしまいます。しかし、体温が下がることと眠りにどんな関係があるのでしょうか?

深部体温は眠るから下がるのでなく、眠るために下がっています。パソコンなどの電子機器は、働きすぎると次第に熱を持つため、熱くなりすぎないような機能が搭載されています。

人の身体も同じようにクールダウンする時間が必要です。熱が高くなることで人の身体は壊れてしまいます。そうならないために、深部体温を下げて身体を休め、疲労回復を図っています。

体温変化と眠りのスイッチ

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