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【Fusion360】×【工業デザイナー】 noteはじめました

note初投稿、お手柔らかにお願いします。

はじめまして、工業デザイナーの海島です。

本業では機械系エンジニアリングや品質管理業務などもおこなっています。

このnoteでは自主制作の作品をアップしていこう!とゆる〜く考えています。

主な投稿内容は自主制作の【Fusiou360】を使ったモデリングであったり、工業デザイナーの視点で気づいた事などになりそうです。3DCGや乗り物、ロボットなど基本的に男子が好きそうなモノ中心になりそうな感じです。

あとは、ものづくりの現場感やデジタルツールの可能性なんかを書いていけたら良いな、と思ってます。

この初投稿では自主制作第1号の「コンセプトバイク」をちょいちょい記事に挟みながら、Fusiou360の紹介やnoteを始めた理由をつらつら書いてみますね。

noteを始めたキッカケは【Fusion360】

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noteを始めるきっかけは人それぞれ様々あると思います。今回わたしがnoteを始めたきっかけはFusiou360という凄い3DCADソフトと出会ったからなのです。

「Fusiou360って何?」という方がほとんどだと思うのですが、工業デザイナー的には「なんじゃこりゃっ!」レベルのもの凄い便利な新しいデザインツールなのです。しかも個人使用はタダで使えるっていうから本当に驚きです。

今後、3DCADや工業デザインに関わっていく予定の方はチェックしておくべき次世代の3Dソフトでしょう。

今まで工業デザインで使う3Dソフトって凄く高価で、とてもじゃないけれど自主制作で使うのが難しかったんですよね。(一年間のライセンス料で数百万円など、ヤバいですよね)

デザイン事務所を経営している方なら商用契約をしているソフトを趣味に使うこともできるのですが、わたしのように会社勤めのデザイナーだと自宅に帰って3Dソフトを使うには非常に高い壁を越えなければいけなかったのです。

その壁を見事にブチ壊してくれたのがFusiou360、ほんとうにありがたい限りです。

自主制作ってホント大事!

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デザイナーなら誰しも「自主制作したいな、何か創らなきゃ!」と、願望と焦りが入り混じった気持ちを持っていると思います。特に若い20代〜30代前半の若手デザイナーなら尚更でしょう。

でも、デザイナーってやっぱり結構忙しいですよね?

会社から帰ってきて、夜中や週末に手を動かすエネルギーがある人は少数派だと思います。

わたしも大多数のデザイナーさんと同じく、デザイナーになってから余り自主制作出来ていなかったんですよね。。。

「会社で100%のエネルギーを出し切る」と言えば聞こえは良いかもしれませんが、やっぱりクリエイターたるもの自主制作を通して新しい発見があったり、新しいスキルを身につけたり、自分の趣味趣向に真剣に向き合えたりできるよね、と思ったりしちゃうわけです。

わたしももう三十半ば。

今何か新しいチャレンジを始めないと、きっとこれから何か新しいことにチャレンジしなくなっちゃうんだろうな。それは寂しいなー。

そんな風にちょっとセンチメンタルモードだった時に、運良くFusion360に出会えたんです。これはちょっと色々トライしてみよう!とワクワクした気持ちになれたので、勢い余ってこのnoteも始めてみました。何事も勢いが大事!

最近ポリゴンモデリングの進化が凄い!

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↑ポリゴン状態の3D

↓ポリゴンを曲面化した3D

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3DCAD界隈でここ数年進化が激しいのが「ポリゴンモデリング」

上の画像のようなモデリング方法をポリゴンモデリングと言います。

元々はCG系の業界でメインに使っていた3D制作方法ですがそれがCAD業界に浸食してきた形ですね。

Fusion360はいち早くCADにポリゴンモデリングを取り入れた次世代CADソフトの先駆け的存在です。

CGとCADの違いについてはまた別の機会に書こうと思いますが、簡単にいうとCGはゲームや映画などのバーチャル映像用の技術、CADは工業製品や建築などリアルなモノづくり用の技術です。

CADではソリッドモデリングが主流で、こちらは精度が高い代わりに造形自由度に若干の難がありました。

逆にポリゴンモデリングはもの凄く造形自由度が高い代わりに、造形精度が低いので金型成型最終データとして使用する事は出来ません。

2つの違いは業界人でないとなかなか理解しずらい位には似ているのですが、使用用途が異なったり、互換性がなかったりと今までは近くて遠い存在だったのです。

しかし、これからはCG業界とCAD業界は徐々に融合していくと思います。

現に3Dプリンターの進化でCGで作成したデータでもリアルな形として物体に変換できるようになりましたし(主にフィギア業界)、今まではデータが重すぎてゲームなど映像用に使用できなかったCADデータが今後はUnreal Engin5でそのままゲーム用のデータとして使用できるようになるようです。(プレステ5の映像技術です)

これ、実は革命的にメチャクチャ凄いことなんですよね!

工業デザイナーやCADオペレーターなど製造業で働いていた人たちのキャリアの可能性もこれから随分と広がるんだと思います。また当然その逆も然り、CG業界で働いていた人たちも製造業の開発業務へ進出してくるでしょう。

なんだかワクワクしますね!

Unreal Engin5について:詳しくはコチラの公式サイトで↓

最後に

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この初投稿で使用した3Dビジュアルは私がFusion360で初めて作成したコンセプトバイクです。

勘の鋭い方は薄々気付いているかもしれませんが、大友克洋先生作『AKIRA』に登場する金田のバイクのオマージュとして作成しました。

形状は全て新規でデザインしています。

「ピーキー過ぎてお前にゃ無理だよ」と言えるくらいに現実離れしたプロポーションになっているので(これじゃカーブで曲がれない)工業デザイナー兼機械系エンジニアとしては正しくないアウトプットですが、そこは大目に見て下さいね!(汗


#自己紹介 #Fusion360 #3DCG #工業デザイン

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