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【映画】バビロン(Babylon)

データ

監督: デイミアン・チャゼル
脚本: デイミアン・チャゼル
製作: オリヴィア・ハミルトン, マーク・プラット, マット・プルーフ
製作総指揮: トビー・マグワイア
出演者: ブラッド・ピット
マーゴット・ロビー
トビー・マグワイア
音楽: ジャスティン・ハーウィッツ
撮影: リヌス・サンドグレン
編集: トム・クロス
製作会社: マーク・プラット・プロダクションズ, マテリアル・ピクチャーズ
配給: パラマウント・ピクチャーズ, 東和ピクチャーズ
公開: US 2022/12/25, JP 2023/2/10
上映時間: 185分

あらすじ(映画.com)

「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督が、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーら豪華キャストを迎え、1920年代のハリウッド黄金時代を舞台に撮り上げたドラマ。チャゼル監督がオリジナル脚本を手がけ、ゴージャスでクレイジーな映画業界で夢をかなえようとする男女の運命を描く。
夢を抱いてハリウッドへやって来た青年マニーと、彼と意気投合した新進女優ネリー。サイレント映画で業界を率引してきた大物ジャックとの出会いにより、彼らの運命は大きく動き出す。恐れ知らずで美しいネリーは多くの人々を魅了し、スターの階段を駆け上がっていく。やがて、トーキー映画の革命の波が業界に押し寄せ…
共演には「スパイダーマン」シリーズのトビー・マグワイア、「レディ・オア・ノット」のサマラ・ウィービング、監督としても活躍するオリビア・ワイルド、ロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のフリーら多彩な顔ぶれが集結。「ラ・ラ・ランド」のジャスティン・ハーウィッツが音楽を手がけた。

レビュー 

"セッション"でも"ラ・ラ・ランド"でも音の威力が半端なかったから、やっぱりそこは注目した。各箇所で流れる曲・歌のタイミングがめっちゃ良かった。ただ、"セッション"でも"ラ・ラ・ランド"みたいな音楽メインの映画ではなかったからやと思うけど、印象はそんな強く残らんかった。
ほんで"ラ・ラ・ランド"では色もめちゃくちゃ際立ってた(特に黄色)からこの映画のメインの色を気にしながら観た。ネリーの服の色とか、パーティの感じとかでこの映画は“赤色”やと確信した。タイトルも黒背景に赤やったし、後々出てくる血の赤も。

まず、糞尿スタートとは思ってなかったから笑ってもうた笑。ガッツリのSEXシーンはモザイクかかってたけど、結構見えてたからびっくりした。“1920年代の映画業界はあんな感じやった“ってことを表現してるんやろうけど、流石に今のお偉いさんたちは隠してきた側やろうからこれを認めたくないやろな笑。無法地帯というか、法律なんてない世界。100年間後の今も、もしかしたら同じようなパーティが行われてるのかもな。
ハリウッドに夢を抱いているマニーは偶然パーティ会場に象を持ってきた。女優志望のネリーは無理矢理入ろうとしてマニーに入るの手伝ってもらった感じ。そこに離婚直前のサイレント映画の大物のジャックが来て、歯車が動き出す。
マニーはジャックを介抱したら気に入られてマネージャーみたいな役割になって映画業界に。
ネリーはラリってて踊ってたらたまたま空いた役に入れてもらったり。
他のキャラやと、この会場ではトランペット演奏者のシドニーはただの演奏者。のちにスターになるなんて思ってもなかったやろう。
流行りとか技術の変動が多い映画業界で生き残るためにいろんなことをしてるのが、フェイ。最初のタバコ吸いながらのダンスシーンは、タバコ吸ってない俺でさえ美味しそうやった。
ジャーナリストのエリノアは誰もが彼女にいい評価して欲しいくらいの存在。ネリーもエリノアによって大躍進を遂げる。
終盤ではギャングのボスのマッケイがネリーとマニーの人生を大きく変える。

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