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【作品のご紹介】第9回カクヨムWeb小説コンテストに応募中の作品一覧

 現在、「第9回カクヨムWeb小説コンテスト」に作品を幾つか応募しています。そちらのご紹介です。

 応募中の作品タイトル一覧です。全て、十万字以上の長編になります。

「小さな姫君と私の恋」
「警鐘を打ち鳴らせ」
「リセットランキング」

 上記の作品を含む私の作品は、こちらで読むことが出来ます。


 以下に各作品の紹介文を載せておきます。



「小さな姫君と私の恋」
紹介文:都筑つづき有来ゆき羽野はねのけい。二人の恋心の間には「小さな姫君」がいた。

有来が小学校四年生の時、ある日、心に不意に話し掛けて来た、
名前も知らない存在と有来は出会う。
有来は彼女に「小さな姫君」という名前を付ける。

有来と「小さな姫君」はお互いを大切に思う。
有来は「小さな姫君」に助けられながら日常を過ごして行く。
その日常生活の中で、有来は大切な人である慧を慕い、
やがて少しずつ惹かれて行く。

「小さな姫君」を大切に思いながらも慧に惹かれて行く有来。
そして、有来の淡い恋心が確かなものに変わった時、
「小さな姫君」に変化が訪れる。
ずっと互いを大切に思って来た有来と「小さな姫君」の関係性は、
有来の慧への恋をきっかけに変わって行く。

生じる別離や、自分に向けられている好意について、
自分自身の心の置き所をどうして良いか分からず、
有来は「小さな姫君」と慧との間で悩み、葛藤する。
どちらも大切で、選べないと。
その時、有来の友人、いつき沙矢さやが有来を支え導く。
有来の核心に触れる、沙矢。
有来は混乱や戸惑いの中で自分の気持ちに改めて向き合い、
ある決断をする。

流れて行く時間と日常の中で、変化して行く周りと自分の心。
有来は、その心の変化から一度は目を背けながらも、
慧や沙矢の言葉に耳を傾ける。
もう一度、周りや自分の心と向き合う勇気を得て、
有来は自分の人生を新たに始めて行く。



「警鐘を打ち鳴らせ」
紹介文:気が付けば広がる世界。
そこは現か幻か。
一つの売り場に、一人の売り子。
菓子商店は何を意味するのか。
一人の命に、一匹の命が寄り添う。
誰も知らない、誰も知り得る町で、
今日も約束の鐘が鳴る。

気が付いたら辿り着いていた場所。ほとんどのことが分からないまま、時間が過ぎて行く。出会った存在たちと交流して行く内に、その町の真実が見えて来る。

町の中心にある大きな菓子商店で、男は自らの記憶を語り始める。それを促す者、制止する者。多くの存在たちの思惑が交錯する中、男は自らが強く求めるものに向かって歩いて行く。それを助ける者、妨げる者。

自分の意思を、周囲の言葉を信じて、男は手探りの中、不可思議な現象に立ち向かう。



「リセットランキング」
紹介文:「あ、それリセット」

それが彼女の口癖。
それが彼女の願い。
それが彼女の祈り。
それが彼女の懇願。
それが彼女の強がり。

それに気が付いたのは彼女と出会って約一年後。

気が付いたことに気付かないフリをして更に一年が過ぎた今日この頃、俺はまだ彼女から目を離せない。

日常に特別な不満は無く、そこそこ満足はしている高校二年生の相模原さがみはられい

「リセット」をすることのある、ちょっと変わった高校一年生の片桐かたぎりあや

相模原の友人である響野ひびきのと、片桐の友人である九条くじょうかえで

片桐の家庭教師だった、たちばな芳久よしひさ

それぞれがそれぞれと出会い、物語は交錯して行く。



 以上の三作品を応募しています。

 小説家になる夢を追い掛けています。私の物語を読んでいただけると嬉しく思います。

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