さわるとキケン!をさわってみるムービー、「海の危険生物 毒・武器・毒&トゲ編」紹介
ハリセンボンに興味を持ってくださった方、こんにちは。私たちは今回、ハリセンボンも含む、「海の危険生物」に迫る動画を作成しました!
海の生物が生きるために備えた能力を、「毒」、「武器」、「毒&トゲ」の3つに分類し、水族館勤務歴25年の大鹿達弥さんによる、わかりやすい解説を盛り込んだ、見るだけで学べる内容になっています。
ご家族で、学校で、地域で、ぜひお子さんと一緒にごらんくださいね。
本記事では、動画を見ていただく前に少しだけ中身をご紹介します。動画のURLは最後に記載するので、ぜひ最後までお読みください。
待ち切れない方はコチラから動画をどうぞ!
危険生物 毒編
一見カワイイ見た目でも、毒を持つ生物は結構いるのです。
フワフワゆめかわ!?ラッパウニ
トゲの無いラッパウニですが、挟まれる危険があるとのこと。カワイイからといって、持ち上げたり、頬ずりするなんてもってのほかですよ……!
美しい触手には無数の毒!アカクラゲ
長い触手には毒が!いくらキレイだからといって、触れてはいけません。触手にさわると、バチッという電流がはしったかのような感覚があるそうなので、見つけたら急いで離れるのが吉。
アカクラゲの触手が長い理由は……動画でチェック!
危険生物 武器編
カラダの一部に武器を持つ生物、多数生息しています。
噛みます、飛びます!ウツボ
少々グロテスクな見た目のウツボ。カッターの刃のような鋭利な歯で噛まれたことがあるという大鹿さんの指には、
水族館勤務時代の痛々しい古傷が……!
見た目通り、悶絶ものだったとか。釣り中にウツボが釣れることも多いそうなので、噛まれないように注意です。
<ちょっと息抜き・そなえの知恵袋>
挟まれない、カニのつかみ方
武器を持つ生物の代表格と呼べるカニ。カニに挟まれないためには、写真のように背中側から甲羅を持つこと。ハサミには無数のトゲがついているので、一度挟まれるとなかなか外れません……!挟まれないように安全な持ち方を覚えましょう。
もし挟まれたら、振り回したりして無理やり外すのではなく、誰かにハサミの左右を持ってもらい、両側から広げてもらうのが一番!落ち着いて対処するのがポイントです。
危険生物 毒&トゲ編
毒とトゲの両方を持つ、警戒度MAXで挑んだ方が良い生物は……
擬態が得意、オニダルマオコゼ
真ん丸な見た目から、「オニダルマ」と名付けられています。背ビレに毒があり、刺されると強い痛みがあるそう。通常の海水浴場にはあまり生息していないようですが、ダイビングなどではよく見かけるなので、誤って踏んだり触ったりしないよう、注意です。
そして今回はオニダルマオコゼの捕食シーンの撮影に成功!
こちらです。
一瞬の出来事すぎて、何が何やら……。動画ではスーパースロー再生もしているので、ぜひ見ていただきたいですね!
生物の紹介には、実験を絡めて危険性を確かめるパートもあります。風船を使ってオニオコゼが持つトゲの強度を実験してみましたよ。
はたして、風船は割れるのか……!?
動画はココから
紹介した以外にも、まだまだ危険生物をご紹介しています。
「そなえあれば憂いなし」!
大鹿さんのまとめの言葉のとおり、知っておくことで海をより楽しめるはずです。内容をしっかり学び、今後の海あそびの際にお役立てくださいね。
私的には、膨らんだハリセンボンを持った大鹿さんと近藤レポーターの苦痛の表情が生々しく、その点にも注目して欲しいです。
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