離婚まで151日 〜ホームシック〜
後ろ髪引かれる思いで、自宅に戻ってきた。
彼はろくに私の顔を見ず、「おかえり」と言っただけだった。
実家はどうだった?とか、
ご両親は元気だった?とか、
楽しかった?とか、
一切、聞かれることはなかった。
私は自宅に戻って数時間後には、ホームシックになっていた。
お母さんに会いたい。
かわいい姪っ子と甥っ子と遊びたい。
みんなで楽しくご飯が食べたい。
油断すると、すぐに泣けてくるほど、心が弱くなっていた。
この半年間、彼と住む家でくつろいだことがなかった。
1人で食べるご飯を、美味しい、と思ったことがなかった。
むしろ、家にいることがとても苦痛だったのだ。
ああ、もう本当に潮時だな。
心から、そう思った。
ー今日の教訓ー
帰りたくない家は、もはや自分の家ではない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?