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タイトルも内容も思い出せない作品だけどもう一度読みたい

ついに買っちゃいました。中島敦全集全3巻!


文庫本の解説を読むのが好きで
つい本文より先に解説を読み始めたら
2巻の解説を書いていたのは
大好きな群ようこさんでした。

 わー!群さんの解説!!!嬉しいーー!!


先月、山月記のことをnoteに書いた時
群ようこさんの本に中島敦のことを書いた作品があったな、また読みたいなと思っていたのです。
そしたら!
その文章が(おそらくそのまま)解説になっていたのです。
読みたかった本の中に、また別の読みたかった解説があるなんて!すごいミラクル!

高校生の時に群ようこさんの本に初めて出会ってそれからずっと、今も大好きです。
中島敦が好きで、ようやくチャレンジしてみようと買った全集の解説が、昔から大好きな群ようこさんだったなんて本当に嬉しい!やっぱり買って良かった!

全集を買ったのにはもう1つ理由があって、
高校生の時に受けた国語の模試の問題で読んだ話が
すっごくおもしろくて心を動かされました。
もう一度その話を読みたいのですが
タイトルも内容も
全然、まったく、少しも思い出せなくて
ただ作者は中島敦だった気がするということだけが
記憶にあるので
全集を読んだらもしかしたらその話にまた
出会えるかもしれないのです。

全集が届いた昨日の夜、
金曜ロードショーで「千と千尋の神隠し」が
放送されていました。
この映画の中のあるキャラが言います。

一度あったことは忘れないものさ、
思い出せないだけで

そうです、忘れてはいないんです。

今年1年かけて(もっとかかるかも)
全集3巻を大事に読もうと思います。
思い出せるといいなぁ。


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