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わたしを 可愛くなく撮る天才

夫は
わたしを
本当に 本当に 全く 可愛く撮らない。


最近
動画提出のオーディションも増え
動画や写真を
お互いに撮影することもあったのだけれど
夫が撮った画が あまりによくないので
テンションは下がってしまうし
イライラするし
自撮りのほうが まだいい!と
わたしは ひとりで撮影している。

機械が苦手、と言うと笑われるけれど
カメラもスマートフォンもパソコンも
ついでにSNSやネットも苦手意識が強すぎて。

たまに泣きそうになるけれど
それでも なんとか がんばって
えっちら おっちら やっている。

昨日 今更ながら
自撮りのインカメラで撮影すると
左右反転してしまっていることに気づき
その解消法を どうにか発見したところだ。

今日 提出の動画は 
左右反転を直して提出することができ
ひとり満足して ご機嫌である。

できるようになることは 嬉しい。

✴︎

たまに写真のモデルのようなこともやっているけれど
そのときには ありがたいことに
なんだか とても よい感じに撮っていただける。
たとえ スッピンであっても あら不思議。
光やなんやで 素敵に切り取られていて
なんて すごいんだろうと ただただ感動する。
本当のスッピンなんて
一歩間違えたら 目も当てられない代物になる。
いいかんじに撮ってくれるだろうと信じられるから
わたしは 本当に 力を抜いて存在できる。

✴︎

夫に足りないのは なんだろう。

カメラの技術は もちろん
わたしを 可愛く撮ろうという気概が足りない。

そもそも どんな わたしが 可愛いと思うか。
それが ないのだと 思いあたる。

夫にとって
わたしは
化粧をしていようが スッピンだろうが
服を着ていようが 全裸だろうが
太ろうが 痩せようが
なんの変わりもないのだ。


それは とても尊いことでも ある。


と思うことにする。

✴︎

わたしは
かわいい、かわいい、と
よく 夫の写真を撮るけれど
本人が気に入っているかどうかは わからない。







サポートしていただけたら とっても とっても 嬉しいです。 まだ 初めたばかりですが いろいろな可能性に挑戦してゆきたいです。