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「裏梅」完全考察 裏梅の全て、解き明かしました。

こんにちは!ぞうにです。いつもありがとうございます。今回の考察はかなりの自信作です。絶対に後悔はさせません、ぜひ最後まで読んでいってください!

今回は呪術廻戦に登場するまだ謎多き白黒おかっぱ術師、裏梅について考察していきます。よろしくお願いします。

先に結論から言いましょう。裏梅は、

「どこでもドア」または「通り抜けフープ」に近い力を持つ簡易領域使い、そして獄門筐の中で宿儺の復活を待ち続けた宿儺の忠実な部下

と考察します!なぜそう考えるのか、一緒に見ていきましょう。


1.きっかけ

裏梅が簡易領域使いと考えるきっかけとなったのは、第82話「宵祭り参」でのメカ丸戦を終えたあとの夏油への真人の一言です。

「アレも簡易領域か  本番前にいいモノ見れたんじゃない?」

「アレ"も"簡易領域」

つまり、真人は「メカ丸戦以前に簡易領域を見た事がある」ということになります。そして同時に「アレも」ということは、メカ丸の簡易領域とは別種の効果を持つ簡易領域を目にした、という事になります。

簡易領域はそれ自体、使用者が非常に少ない術式です。作中で簡易領域を使った描写があるのは、メカ丸を除けば三輪霞、憂憂、日下部篤也の3人です。しかし真人はこの3人にあった描写がないので、真人が出会った簡易領域使いはまだ術式を披露していない人物でしょう。またそのセリフを夏油に対して言っているので、真人が目にした簡易領域使いは夏油も知っている術師という事になります。

登場している中で、術式が判明しておらず、かつ夏油と真人が出会っている描写があり、能力を知っていると思われる人物。

以上の条件に当てはまるのは、現状裏梅しか存在しないので、ここでは裏梅を簡易領域使いと結論付け、次に進みます。


2.簡易領域の効果

裏梅の簡易領域の効果について、考察の材料となるのは「第16話  情」にて、夏油がアパートの扉を開け、南国のビーチのような空間に足を踏み入れる場面です。この空間は後に海の特級呪霊、陀艮の領域だと判明しました。僕はこの扉こそが裏梅の簡易領域の能力だと考えます。

実はこれって簡易領域じゃないとするとおかしいんです。「領域に干渉できるのは領域だけ」の原則を無視して扉で出入りしてる訳ですからね。宿儺のように、領域を閉じずに展開するという神業を生まれてまもない陀艮が出来るとも思えません。なのでこの術は領域に類するものだという事がここでも分かります。

それではこれはどんな能力なのでしょうか。この扉は、領域とアパートを繋げているので、なにか特殊なゲートを開く能力というのは明らかでしょう。僕はこれを冒頭で言ったように、「ドラえもん」に登場するひみつ道具「どこでもドア」または「通り抜けフープ」に近い能力と考えます。

「え?それって簡易領域?」と感じる方もいると思いますが、そもそも簡易領域とは、呪術全盛の時代に門弟を守る為に開発された「弱者の領域」つまり攻撃よりは防御などに特化した能力という事です。領域を抜けられる領域は、対領域の手段としてはかなり有効で、簡易領域のコンセプトを十分に満たす術だと思います。


2.のおまけ

個人的にはこの2つはどちらでもありえそうと思うのですが、どっちなのかを少し考えてみましょう。みなさんも一緒に考察してみてください!

①「どこでもドア」説

これは正直強すぎます。領域抜けられるだけでも強いのにどこでもワープできるとなると正直チート。まぁそれなりの縛り(半径数メートル~数十メートル)があるのかも知れないですがそれでもかなり強いです。ただ、あの宿儺様の部下ならばそれぐらいの能力があっても別に不思議じゃないかも。

というか今思ったんですが、宿儺の部下ならもし宿儺が急に領域展開を使わなければならなくなった時、超広範囲の領域展開から抜けなきゃいけない訳ですから広範囲を移動できるどこでもドアの方が可能性高いですね。(笑)

書いているうちにこっちな気がしてきたので、こっちを結論として推していきたいです!考えまとまってなかったですね(笑)もっと精進します。



3.宿儺との関係性を「裏梅」という単語から考えてみる


「裏梅」とはそもそも何を指すんでしょう。個人名なのか、称号なのか、役職なのか、屋号なのか。僕はこれを個人名だと考察します。そしてその根拠はそのまま「裏梅」という単語の中にあります。

「裏」からは、例えば「裏口」「裏道」などの言葉が連想でき、ここからは正規ではないルート、つまり「裏口を作れる」裏梅の能力が連想できます。では「梅」とはなんでしょうか。それは「梅」の花言葉に隠されています。

「梅」全般に共通する花言葉は、「高潔」「忠実」「忍耐」すでにここからも主君の帰りを待つ忠臣の姿が見えてきます。そして極めつけは英語圏での梅の花言葉です。

「Keep your promise(約束を守る)」「fidelity(忠実)」そして、「beauty and longevity(美と長寿)」。

ここから連想されるのは、主君の帰りを忠実に待つ美しく長寿な人物像でしょう。つまり、

裏梅は「宿儺の帰りを1000年以上待ち続けた忠臣」という事になります。

しかし、実際問題裏梅はどのように1000年間を過ごしたのでしょう。僕が考察した裏梅の能力はどこでもドア。不老不死とは結びつきません。

裏梅がそれを可能にしたのはみなさんもご存知のとある呪具です

「生きた結界」の成れの果て。現代の最強をも封印する特級呪具。その内部には物理的な時間は流れていません。その名は「獄門筐」

裏梅は獄門筐の中で1000年以上を過ごしたのではないでしょうか。誰でも封印でき、漏湖が知っているほどの知名度を誇る便利呪具「獄門筐」なぜ1人しか封印できないその箱が空だったのか直前まで使用されていたのではないか。そう疑問に思った方もいたでしょう。その答えこそがこれだと、僕は考えます。ただ未だ残る疑問がひとつ。

それは獄門筐に入るのはまだしも、どうやって出るのか。獄門筐からの脱出方法は、未だ名言されていません。ただ、これにも僕たちは答えを出していますよね。

その脱出方法そのものが「裏梅の簡易領域」だったのです。裏梅は擬似タイムマシン獄門筐へのフリーパスを持ってる訳です。そして宿儺の受肉を察知した裏梅は獄門筐を抜け出し、宿儺の復活を目的の1つとしていた利害が一致する偽夏油陣営と手を組んだ。

こう考えると、全てが綺麗に繋がる気がしませんか?

冒頭の結論への道のりを書かせていただいたところで、この考察をしめたいと思います。



4.おわりに

いかがだったでしょうか。ここまでお読みいただいた方、本当にありがとうございます。次回もよろしくお願いします!

正直この考察はかなりの自信作です!当たっててくれー!!!

タイトルもかなり思い切ってつけたんですが、これ外れてたらめちゃくちゃはずいですね。(笑)

この考察が当たっていれば、今までの色々な展開に説明をつける事ができるようになると思います。そして今後の展開も見えてきますよね。そこについてはまた後日。

考察して欲しい伏線や記事の感想、質問でもどんなコメントも大歓迎です!ぜひ残していってね。

それじゃ今日はここまで。また見てね!バイバイ👋🏼





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