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校外学習の下見について

始業式までに校外学習や宿泊行事の下見に行くかと思います。下見の目的は、「どのルートで見学するのか?」「どの場所でどんなことをするのか?」「危険な場所はないか?」など、教師が見通しを持つために行くものです。が、同時に子どもたちにも見通しを持たせるということを意識して下見を行うといいと思います。

校外学習に行く1〜2週間前にしおりを配付します。その際に、スライドを利用して、ルートや活動内容、お弁当を食べる場所などを写真付きで伝えると子どもたちも見通しが持てます。

こんな感じ☆

下見の際にすべきこと・見ておくべきおくポイントをお伝えします!

①どのルートを通るのか?

道は狭い?危険な場所はない?
移動に何分かかるのかも、細かく確認しておくといいと思います。

②集合場所に適切な場所はどこか?

校外学習は、大人数で移動します。広いスペースの端っこなど一般の人の迷惑にならない場所を探しましょう。

③トイレのタイミングと場所の確認

学校を出発してから目的地に着くまでの間にトイレへはなかなか行けないことが多いです。したがって、目的地に着いたら、まずトイレに行かせてあげた方が良いと思います。下見の際にトイレの場所を確認しておきましょう。トイレの個数や和式・洋式かも確認しましょう。公園の場合は、トイレットペーパーの有無も見ておくと良いでしょう。

④写真はどこで撮る?

クラス写真を撮る場合が多いかと思います。予め撮る場所を決めておきましょう。

⑤館内(公園内)で想定される出来事は?

【館内の場合】
入っては行けない場所はある?水分補給をしていい場所はどこ?はしゃぎそうな場所はない?触っては行けないものはある?
※班行動をさせる場合は、細かく見ておく必要があります!

【公園の場合】
危険な遊具はある?子どもたちに人気な遊具はどれ?一般の小さいお子さんが集まりそうな場所はある?などをよく確認しておきましょう。

確認したことは、事前指導の際にしっかりと伝えましょう。

⑥お弁当はどこで食べる?

当日、他の学校も校外学習に来ているかもしれないことを頭に入れてお弁当を食べる場所を考えましょう。また、雨天決行の場合、どこで食べるのかも考えましょう。

⑦遊ぶ範囲はどこまで?

お弁当を食べた後、自由に遊ぶ時間を取る場合は、行動していい範囲を明確に決めてあげた方がいいと思います。また、トイレの場所も確認しておきましょう。

行き先が、公園なのか、博物館ような施設なのかによって若干の違いはありますが、とりあえず、たくさん写真をとって来てください!
学年の先生たちと「ここ危ないね〜」「あの子たち、これを触って壊しそうだね〜」「ここで大きな声出したら迷惑だよね〜」など、子どもたちがいたらどんな感じになるのかを想像しながら、下見を行ってみてください。
では!🐢


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